クイックスキャン
BuhoCleanerをどのような目的で使用する場合でも、まずは「クイックスキャン」機能でMacを基本的にスキャンすることをおすすめします。数回のクリックで、Macのストレージ状況を明確に把握できます。以下に基本的な手順をご紹介します。
開始前の準備 - フルディスクアクセスを許可
BuhoCleanerがmacOSディスクを高い権限でスキャンできるよう、フルディスクアクセスを許可することを推奨します。
- BuhoCleanerを開き、「クイックスキャン」画面で 「アクセスを許可」 をクリックします。
- システム設定が開き、「セキュリティとプライバシー > フルディスクアクセス」へ自動的に移動します。
- Touch IDまたはmacOSのパスワードを入力し、ロック解除をクリックします。
- アプリのリストで「BuhoCleaner」にチェックを入れ、「終了して再度開く」をクリックします。
- システムがプログラムを再起動すると、BuhoCleanerにフルディスクアクセスが正常に許可されたことを意味します。これで「より多くの結果を見つけるにはフルディスクアクセスを許可してください。アクセスを許可する」という表示が消えているのが確認できます。
クイックスキャンの使い方
- BuhoCleaner を開き、最初の画面で「スキャン」をクリックして開始します。
- BuhoCleaner がMacのハードディスクをスキャンし始めると、以下のような詳細情報が表示されます:
- スキャンの進行状況
- 検出された不要ファイルの合計サイズ
- 処理中のジャンクファイルの一覧
- macOSジャンクファイルのカテゴリとその結果
- スキャンが完了すると、安全に削除できるデータの総容量が表示されます。macOSシステムのジャンクファイルがどれだけのストレージを占有しているかも確認できます。「詳細を見る」をクリックすると、具体的な情報を確認できます。
- このジャンクファイルのサマリー画面では、すべての不要ファイルを確認できます。以下は、各macOSシステムジャンクファイルの種類に関する詳細説明です。
- ユーザーキャッシュファイル:ユーザーキャッシュは、インターネットやiCloudからのデータ読み込みを高速化しますが、定期的に削除することでMacのパフォーマンスが向上します。
- システムログファイル:macOSやアプリの問題を開発者が診断するためのログ。蓄積するとストレージを圧迫します。
- ブラウザキャッシュ:Safari、Chrome、Firefoxなどが保存する一時的な画像やテキスト。ウェブサイトを表示するために使われます。
- 未使用のDMGファイル:アプリをインストールした後に残るディスクイメージファイル。不要であれば削除可能です。
- ユーザーログファイル:アプリのクラッシュ時に生成されるエラーログ。これも溜まるとストレージを使います。
- システムキャッシュファイル:macOSの起動や動作を高速化するためのキャッシュ。定期的な削除が推奨されます。
- Xcodeの不要ファイル:中間ビルドやプロジェクトインデックスを削除することで、Xcodeの不具合を解消し、ストレージを節約できます。
- ゴミ箱:削除したファイルが一時的に保存されている場所。完全に削除するには手動操作が必要です。
- macOSシステムジャンクのサマリー画面では、以下の操作が可能です:
- 「すべて選択 / すべて選択解除」
- サイズ / 名前で並び替え、昇順 / 降順でフィルタ
- 特定のジャンクファイルの種類を選択 / 解除
- ジャンクファイルの詳細を選択/解除
- サイズ / 名前で並び替え、昇順 / 降順でフィルタ
- ファイルをFinderで表示
- 選択済み / 全体のジャンクファイルの使用容量を確認
- スキャン結果のサマリーを確認後、「削除」をクリックしてMacのクリーンアップを開始します。
- クイックスキャンのデフォルト選択以外の項目が選択された場合、確認画面が表示されます。「続ける」をクリックしてください。
- BuhoCleaner が macOS システムジャンクファイルを削除している進行状況が表示されます。中止したい場合は「停止」をクリックしてください。
- 数分後、BuhoCleaner によるクリーンアップが完了します。「完了」をクリックして クイックスキャンの画面に戻ります。