macOSの便利ワザ:Finderをもっと使いこなす7つの方法
Macを使う上で避けて通れないのが「Finder」でのファイル操作です。普段なにげなく使っているFinderですが、実は知っていると作業効率が劇的に上がる「隠れた機能」がたくさんあります。
今回は、macOS Tahoe環境で検証した、ファイル整理や操作が驚くほど快適になるFinderの小ワザ7選と、整理の仕上げに役立つアプリをご紹介します。
1. 複数のファイル名を一瞬で書き換える「一括リネーム」
デジカメ写真やスクリーンショットなど、大量のファイル名を整理したいとき、1つずつ名前を変更するのは大変な手間です。そんなときは、ファイル名を変更したい項目を複数選択し、右クリック(副ボタンのクリック)から「名称変更...」を選びましょう。
「Finder項目の名称変更」というパネルが表示され、「フォーマット」を選べば連番を振ったり、「テキストを置換」を選べば特定の日付や文字列を一括で書き換えたりできます。数百枚の写真整理も一瞬で完了します。図1-2) ここでは「任意の名前 + 連番.jpg」という名前に変更します。左上のドロップダウンメニューで「フォーマット」を選び、「名前とカウンタ」を選択。カスタムフォーマットで「道の写真」、場所を「名前の後」にして開始番号を「1」にしました。
2. 画像形式やサイズをその場で変更する「クイックアクション」
「この画像をPNGからJPEGに変換したい」「サイズを小さくしたい」というとき、わざわざ「プレビュー」アプリや画像編集アプリや必要はありません。
対象となる画像ファイルを選択して右クリックし、「クイックアクション」→「画像を変換」を選択します。すると設定画面が現れるので、画像フォーマット(JPEG/PNG/HEIF)や画像サイズ(小/中/大/実際のサイズ)を選んで「〇〇(フォーマット名)に変換」をクリックするだけで処理が完了します。資料作成時などに非常に重宝する時短ワザです。3. 迷子を防ぐ!「パスバー」を便利に使う
フォルダの階層が深くなると、「今どこにいるのか」が分かりにくくなります。そこで「表示」メニューから「パスバーを表示」をオンにしましょう。ウィンドウの下部に現在の階層(パス)が表示されます。
実はこのパスバー、ただ見るだけでなく操作も可能です。パスバー上のフォルダにファイルをドラッグ&ドロップして移動させたり、ダブルクリックしてその階層へ一気にジャンプしたりできます。
関連記事 :MacのFinderでファイル/フォルダのパスを表示・コピーする方法
4. 散らかったデスクトップを一撃で片付ける「スタック」
作業中にデスクトップがファイルだらけになってしまい、壁紙が見えなくなっていませんか? そんなときは、デスクトップの何もないところを右クリックし、「スタックを使用」を選択してください。
これだけで、デスクトップ上のファイルが「種類(画像、PDF、書類など)」ごとに自動的にまとめられます。クリックすれば展開して中身を確認できます。「とりあえず片付けたい」ときに最強の機能です。
5. Finderウィンドウを1つにまとめる「ウィンドウのマージ」
ファイル移動のために複数のフォルダを開いているうちに、画面がFinderウィンドウだらけになってしまうことがあります。
そんなときは、Finderの「ウィンドウ」メニューから「すべてのウィンドウを結合」をクリックしましょう。バラバラだったウィンドウが1つのウィンドウに集約され、Webブラウザのように「タブ」で切り替えられるようになります。画面スペースを有効活用したいときにお勧めです。6. ツールバーを自分好みに「カスタマイズ」
Finderウィンドウの上部にあるツールバーは、自分が使いやすいようにカスタマイズできます。ツールバーの上で右クリックし、「ツールバーをカスタマイズ...」を選択します。
「新規フォルダ」や「削除」、「AirDrop」や「接続サーバ」など、頻繁に使う機能をドラッグしてツールバーに追加できます。わざわざメニューバーまでマウスを動かさなくても、ワンクリックで操作できるようになります。7. 隠しファイルをショートカットで表示する
通常、システムに関わる重要なファイルや、「.(ドット)」から始まる設定ファイルなどはFinder上では非表示になっています。しかし、整理や設定のためにこれらを確認したい時があります。
そんなときは、「⌘ + shift + . (ピリオド)」というキーボードショートカットを押してみましょう。隠しファイルが半透明で表示されます。もう一度同じキーを押せば、再び非表示に戻ります。
7-1) 「⌘ + shift + . (ピリオド)」のショートカットキーを押すたびに、普段は見えない隠しファイルを表示/非表示に切り替えられます
8. 「スマートフォルダ」で自動整理する
膨大なファイルを抱えるユーザーにこそ試してほしいのが「スマートフォルダ」です。条件を指定すると、それに合致するファイルを自動的にまとめた「仮想フォルダ」が作られます。例えば、「過去7日以内に作成・編集したPDF」、「サイズが100MB以上の動画ファイル」、「種類が画像で、解像度が一定以上のもの」といった条件を設定できます。
スマートフォルダの中身は、実際のフォルダに移動されるわけではないため、整理の自由度が非常に高く必要な情報だけを横断的に集めることができます。
さらに、BuhoCleanerの「大容量ファイルスキャン」を併用すれば、スマートフォルダで抽出した不要ファイルをそのまま削除したり整理したりといった連携が可能。FinderとBuhoCleanerの組み合わせは、ストレージを効率よく管理する上で非常に相性が良いと言えます。
9. 重複ファイルを削除するワザ(BuhoCleanerを活用)
Finderのワザを駆使してファイルを整理整頓しても、フォルダの奥底に眠っている「重複ファイル」まではなかなか見つけられません。バックアップの際にコピーが増殖したり、同じ写真を何度も保存していたりして、ストレージを無駄に圧迫していることがよくあります。
そんな「見えない無駄」を解消するには、Macのお掃除アプリ「BuhoCleaner」の「重複ファイル」機能が役立ちます。特定のフォルダをスキャンすると、中身が完全に一致するファイルをリストアップしてくれます。
ファイル名が違っていても、内容で判定するため正確です。「スマートセレクト」を使えば、オリジナルを1つ残して、重複分だけを一括でゴミ箱に入れることができます。Finderでの整理と合わせて行えば、Macのストレージがとてもスッキリします。
まとめ
Finderは単なる「ファイル置き場」ではなく、使い方次第で強力な司令塔になります。今回紹介した7つの便利ワザに加え、BuhoCleanerを使った2つの整理術を組み合わせれば、毎日の「ファイルを探す・整理する」時間が大幅に短縮されるはずです。
手作業では限界のある「重複ファイル」や「隠れた巨大フォルダ」の整理はBuhoCleanerにお任せして、常にクリーンで快適なMac環境を維持しましょう。
MacやiPhoneをはじめとしたアップル製品について執筆するフリーライターです。MacFan、MACPOWER、MacPeopleなどの雑誌で記事を手がけてきました。27年間の経験を活かし、BuhoライターとしてMacユーザーの視点でわかりやすく実用的な情報を皆さまにお届けしてまいります。
