Macの画面がちらつく原因と解決方法
こちらの記事では、Macの画面がちらつく原因と対処法についてご紹介します。考えられる原因を突き止め、役立つ知識を身につけましょう。それでは、続きをお読みください。
Macの画面のちらつきは、気分転換や仕事などでMacにアクセスする際に非常に邪魔となる現象です。
しかし、ご安心ください。こちらの記事では、実証済みの方法を10つご紹介します。役立つ情報をぜひ手に入れましょう。
Macの画面がちらつくのはなぜですか?
Mac/Mac Air/Proの画面がちらつく原因は状況によって異なります。以下のリストを見て、同じ問題がご自身のMacに起こっていないかチェックしてみましょう。
- macOSが古い
- 外部ディスプレイの問題
- 画面のコネクターが緩んでいる
- 最近、Macを落とした
- ソフトウェアの不具合
- 13インチMac Proディスプレイバックライトサービスプログラムの問題
- ディスプレイ内の解像度の問題
- エネルギーセーバーの動作が不適切
- 統合グラフィックプロセッサの不具合
- ハードウェアの問題
- マルウェアの問題
Mac画面のちらつきを修正する方法
Mac Air/Proの画面がちらつく原因についてわかったところで、この問題を解決するための実践的な方法を学びましょう。
簡単で役に立つ方法をここで10つご紹介します。
Macを再起動する
Macの画面がちらつく等の問題は、Macを再起動するだけでほとんど解決します。
まずはMacを再起動し、正常に戻るかどうかを確認してください。Macを再起動できない場合は、電源ボタンを押してMacを強制的に再起動してください。
macOSをアップデートする
macOSが古い場合もMac画面のちらつきを引き起こす可能性があります。macOSを常に最新バージョンにアップデートしておくことをお勧めします。
macOSベータ版をお使いの場合は、最新のmacOSベータ版/正式リリース版にアップデートしてください。最新のmacOSバージョンでは、既存の問題、バグ、古いバージョンの問題点が修正されます。
「システム設定一般ソフトウェアアップデート今すぐアップデート」の順に進みます。
グラフィックの自動切り替えを無効にする
2つのグラフィックシステムを搭載したコンピュータでは、「グラフィックの自動切り替え」オプションがデフォルトでオンになっています。
無効にする方法は以下の通りです:
<macOS Catalina 10.15以降の場合>
「Appleメニューシステム設定バッテリーオプショングラフィックスの自動切り替え」の順に進み、チェックを外してください。
<macOS Catalina 10.15以前の場合>
macOS Catalina 10.15以前の場合: 「省エネ環境設定」でオフにしましょう。
PRAM/NVRAMをリセットする
PRAM/NVRAMをリセットすることも、Macの画面がちらつく問題の解決に役立つことが証明されています。
その方法は以下の通りです。
<IntelベースのMacの場合>
- Macをシャットダウンします。
- Macの電源を入れた後、すぐに「Option+Command+P+R」を押し続けます。
- 約20秒後にキーを離します。
- Macが起動し終わったら、リセットされたシステム設定を調整します。
<AppleシリコンMacの場合>
追加の手順は必要ありません。
Apple Diagnosticsの実行
Apple Hardware Testとしても知られる Apple Diagnosticsは、Mac ユーザがハードウェアの問題を特定するのに役立ちます。
また、どのハードウェアコンポーネントに問題があるのかを判断し、解決策を提案してくれます。
Apple Diagnosticsの利用方法は次のとおりです。
<AppleシリコンMacの場合>
- 電源ボタンを押し続けます。
- 起動オプションが表示されたら、電源ボタンを離します。
- 「Command + D」を押し続けます。
<Intelプロセッサの場合>
- Macの電源を入れ、Macが起動したらすぐにDキーを押し続けます。
- プログレスバーが表示されるか、言語の選択を求められたら、Dキーを離します。
Dキーを押してもうまくいかない場合は、「Option+D」を押し続けてください。
次のコードが表示されます。
ADP000:問題は見つかりませんでした。
vfd001-vfd007:ディスプレイまたはグラフィックプロセッサに問題がある可能性があります。
ジャンクファイルとダウンロードの削除
ジャンクファイルやダウンロードが多すぎると、macOSが壊れたり、画面がちらついたりすることがあります。
そのため、これらの無駄なファイルを定期的に削除することが非常に重要です。
手動での方法は、時間も労力もかかる上、完全ではありません。そこで、より迅速で総合的な解決方法をお探しであれば、BuhoCleanerをお勧めします。
こちらのツールは、専門的かつ非常に使いやすいMacクリーニングツールであり、「ジャンクファイル」、「ダウンロードファイル」、「重複ファイル」を数分で一気に削除することができます。
Macをセーフモードで起動する
Macをセーフモードで起動する問題が起動項目に起因しているかどうかを特定するために大いに役立ちます。
また、基本的かつ重要なプロセスで実行されます。このようにして、Macの画面のちらつきを含むMacの問題のほとんどを回避することができます。
True Toneを無効にする
True Tone機能は、異なる環境照明条件下でも色が一定に見えるように、ディスプレイを自動的に調整してくれます。
しかし、この機能がMacの画面のちらつきにつながる場合があると報告するMacユーザーの方もいます。
この機能を無効にしてみるのも1つの方法です。
その方法は以下の通りです。
<macOS Ventura以降の場合>
Appleメニューシステム設定ディスプレイを選ぶTrue Toneをオフにする
<以前のmacOSバージョンの場合>
Appleメニュー>システム環境設定>ディスプレイ>ディスプレイ設定ディスプレイを選ぶTrue Toneを選ぶ。
macOSの再インストール
macOSの再インストールは、ソフトウェアの問題を解決するのに役立ちます。データが削除されることはありません。
ここでは、macOSを再インストールする方法を解説します。
- Macをシャットダウンします。
- macOSリカバリーから起動します。
<Appleシリコンを搭載したMacの場合>
「電源ボタンを長押しする起動オプションが表示されたら電源ボタンを離すオプション続ける」の順にクリックします。
<IntelベースのMacの場合>
電源ボタンを押し、電源ボタンを離してから、すぐに「Command + R」をAppleロゴまたは回転する地球儀マークが表示されるまで押し続けます。
ユーザーを選択「次へ」をクリックパスワードを入力。
macOSリカバリーからmacOSを再インストールします。
「macOS Venturaを再インストール」を選択し、「続ける」をクリックします。
Appleサポートに連絡する
上記の方法を試してみたものの、画面がちらついたまま動かないということはないでしょうか。Appleサポートに連絡すれば、最善の解決策が見つかるはずです。Appleサポートに連絡を取ってみましょう。
上記以外にも、以下の方法での解決が考えられます。
- 画面の解像度を変更する。
- ブラウザのハードウェアアクセラレーションを無効にする(ブラウザベースのアクティビティ中に画面のちらつきが発生する場合)。
- キャッシュを消去する。
- ディスプレイ接続を抜き差しする。
- SMCをリセットする。
- 「輝度を自動調整」を無効にする。
- 13インチMac Proディスプレイバックライトサービスプログラムを確認する。
等々、これらの方法もMac画面のちらつきを修正するのに役立つ可能性があります。
最後に
こちらの記事で書かれている解決方法を実践し、作業の妨げとなり得るMac画面のちらつき問題を解決しましょう。記事の内容が役に立ったのであれば幸いで