Mac デュアルディスプレイでDockを固定する方法|勝手に移動しない設定
Macをデュアルディスプレイで使っていると、「Dockが勝手にサブディスプレイに移動してしまった」「Dockをメインモニターに固定したい」という悩みを持つ方が多いです。特に、mac デュアル ディスプレイ dock 移動 や mac デュアル ディスプレイ dock 固定 に関する検索が増えているのもその証拠です。
この記事では、Dockが勝手に移動してしまう原因と、常に指定したディスプレイにDockを固定する方法をわかりやすく解説します。
Dockが勝手にサブディスプレイに移動してしまう理由
マルチディスプレイで画面を左右に並べているとき、カーソルを補助ディスプレイの下部に移動すると、Dockも自動的にそちらへ移動します。しかし、このDockの自動移動にはわずかなタイムラグがあり、思ったタイミングで表示されないことも多いため、使いづらいと感じる方も少なくありません。
Dockを元に戻すには、カーソルをプライマリディスプレイの下部まで動かします。
そこで、Dockを常に特定のディスプレイに固定する方法を設定しておくのがおすすめです。
Dockは常に指定のディスプレイに固定する方法
方法1: 「ディスプレイごとに個別の操作スペース」をオフにする
ステップ1: お使いのMacで「システム設定」>「デスクトップとDock」をクリックします。
ステップ2: Mission Controlまでスクロールして、「ディスプレイごとに個別の操作スペース」をオフにします。ステップ3: Macのアカウントを一度ログアウトしてサインインする必要があります。 これで、Dockが勝手にサブディスプレイに移動しないで、主ディスプレイのみを表示できます。
だが、Dockだけでなく、メニューバーがプライマリにしか表示されなくなります。方法2: Dockの位置を右/左に固定する
Dockの自動移動が煩わしい場合は、Dockを左右に固定することで、メインディスプレイ以外へ移動しなくなります。
ステップ1: 「システム設定」>「デスクトップとDock」に進みます。
ステップ2: 「画面上のDockの位置」の右にあるボタンをクリックして、「右」または「左」を選択します。これで、Dockは常に右または左に固定され、補助ディスプレイに移動することはありません。
多くのユーザーにとって、Dockを画面下部に配置するスタイルは長年の習慣になっています。そのため、右や左にDockを固定すると、見慣れず使いにくいと感じる方もいるでしょう。
Dockが重い?BuhoCleanerを利用して改善する
一部のユーザーはDockを固定しても「反応が遅い」「開くときにラグがある」と感じることがあります。そうした場合は、BuhoCleanerのようなMac最適化ツールを使ってキャッシュや不要ファイルを削除するのも効果的です。システム全体のパフォーマンスが改善され、Dockの動作もスムーズになります。
最後に
Dockの移動は小さな問題に見えても、作業効率や快適さに直結する大事な要素です。今回紹介した方法を試し、自分に合ったDockの表示方法を見つけてみてください。
Macのスペシャリストであり、macOSやMac向けアプリケーションの使用方法やトラブルシューティングに精通。現在はその豊富な知識を活かして、Dr.Buhoのライターとして情報発信を行う。