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ホーム使い方【超詳細】 MacでPythonをインストールして開発環境を構築する方法

【超詳細】 MacでPythonをインストールして開発環境を構築する方法

土方さん
最終更新日: 2026年8月27日
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こんにちは、Macユーティリティソフトを開発・販売しているDr.Buhoチームのひじです。

  • 「Pythonを始めてみたいけど、何から手をつければいいのか分からない」
  • 「Homebrewと公式、どっちでインストールすればいいのか迷っている」
  • 「インストールしたのに『command not found』と表示されて、どうすればいいのか分からない」

こんな悩みを抱えている方は、少なくないでしょう。

MacにPythonをインストールする方法は、大きく分けて「公式インストーラー」「Homebrew」「バージョン管理ツールuv」の3つがあります。非エンジニアの筆者が実際に試したところ、一番簡単で、管理もしやすいのはuvでした。

そこで、この記事では、インストール前に確認すべき条件やインストール方法、インストール後に使えない原因など解説します。

読み終えると、非エンジニアでも自分のMacにPythonの開発環境を構築でき、最初のプログラムを動かすところまで進められます。

MacでPythonをインストールして開発環境を構築する方法

目次

  1. Pythonとは?Macに標準搭載されるか?
  2. MacにPythonをインストールするのに必要な条件
  3. MacにPythonをインストールして開発環境を構築する方法
    1. Homebrew 公式 uvどっちがいい?
    2. 方法1:uvでMacにPythonをインストールする方法
    3. 方法2: 公式サイトからPythonをダウンロードする
    4. 方法3: Homebrewを用いてPythonをインストールする
    5. VS CodeでPythonの環境を構築する手順
  4. よくある質問(FAQ)
関連記事: Xcodeのサイズが大きい理由/サイズを小さくする方法【2026年】

Pythonとは?Macに標準搭載されるか?

Python(パイソン)は、オープンソースのプログラミング言語の一つです。シンプルな構文で読みやすく、 Webサイトからデータを集めるWeb クローラー、数値計算やWebアプリ開発、AI開発など幅広い用途で利用できます。

「プログラミング初心者だけど、何か便利なことを自動化したい」「Aiを利用して、Web クローラーを開発したい、Webアプリを開発したい」という方にも、Pythonはぴったりのものです。

Macには、Pythonが最初から入っていますが(筆者の場合、Python 3.9.6を標準搭載)、開発プログラミンにより、必要なPythonバージョン(常に最新バージョン)が違います。そのため、Pythonを本格的に使いたい場合は、必要のバージョンをインストールするのが基本です。

MacにPythonをインストールするのに必要な条件

Pythonのインストール自体はとても簡単ですが、始める前に以下の条件を確認していきましょう。

  • macOSのバージョン(macOS 11以降)
  • 作りたいものに合ったPythonのバージョン

Pythonにはバージョンがあり、インストールしたら終わりではなく、作りたいものに合ったバージョンを選ぶことが大切です。

例えば、筆者はWebサイトからデータを集めるWebクローラーを作りたかったため、Python 3.13をインストールしました。

初心者の方には、さらに「uv」というバージョン管理ツールも一緒に導入するのがおすすめです。uvを使うと、複数バージョンのPythonをコマンド1つで切り替えられ、不要になったものも簡単に削除できます。「どのバージョンが正解か分からない」という不安も、uvがあれば調整できます。

  • Macの空き容量

一般的に、公式サイトからPythonをインストールすると、必要な容量は数百MBです。もし、Anaconda、Homebrewからインストールすると、数GBの容量が必要です。しかし、今後の作業に必要な容量は数GB〜30GB 以上の空き容量が必要となります。だから、事前に「システム設定>一般>ストレージ」の順でMacの利用可能な容量を確認してください。

Macのストレージ容量を確認する方法

一般的に、公式サイトからPythonをインストールすると、必要な容量は数百MBです。もし、Anaconda、Homebrew、uvからインストールすると、数GBの容量が必要です。また、今後の作業に必要な容量も数GB〜数十GB 以上の空き容量が必要となります。だから、事前に「システム設定>一般>ストレージ」の順でMacの利用可能な容量を確認してください。

もし、以上の画像のように利用可能なストレージが10GB不足になると、不要なファイルやゴミ、大容量ファイルを削除してMacのディスクスペースをクリーンしておきましょう。素早くMacのジャンクファイルを検出して削除するには、 Mac専門のクリーナーアプリBuhoCleanerをおすすめします。数クリックだけで、Macの不要なファイルをチェックしながら検出・削除できます。なお、Macクリーナーだけでなく、日頃のメンテナンスも、BuhoCleanerでできます。

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MacにPythonをインストールして開発環境を構築する方法

Pythonのインストール方法は、主に「公式インストーラー」「Homebrew」「uv」の3つがあります。まずは最も迷いやすい「Homebrew、公式、uv、どっち?」という疑問に答え、その後で実際の操作手順を紹介します。

Homebrew 公式 uvどっちがいい?

Pythonを単体でインストールする方法としてよく比較されるのが、Homebrewと公式インストーラー(python.org)、uvの3つです。それぞれを比較してみましょう。

比較項目Homebrew公式インストーラー(python.org)uv
インストール方法ターミナルでbrew install python公式サイトからダウンロードしてクリックターミナルでuv python install
難しさ中(Homebrew自体の導入が必要)低(初心者でも簡単)中(uv自体の導入が必要)
Git、Node、ffmpegなどのインストール✅❌❌
バージョン更新brew upgrade pythonで簡単毎回サイトからDLして入れ直しuv python upgradeで簡単
複数バージョンの管理やや面倒手動で行う簡単
アンインストールbrew uninstall python手動で削除uv python uninstall

どちらでも問題なくPythonをインストールできますが、初めてなら公式インストーラーが一番簡単です。ただし、あと、Git、Node、ffmpegなどを利用する場合は、Homebrewも便利です。

そして、筆者の場合は、まずは「uv」を利用します。これで、Pythonのインストールだけでなく、バージョンの切り替えや削除までコマンド1つでできます。非エンジニアにとって、後から「どのバージョンを消せばいいのか」で迷わないのが一番のメリットです。

ここから先に、実際に筆者が行った「uv」での手順を紹介します。

方法1:uvでMacにPythonをインストールする方法

ステップ1:uvをインストールする

まず、ターミナルを開き、次のコマンドを入力してEnterキーを押してください。

curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh
uvをインストールする

インストール中に、次のようなメッセージが表示されることがあります。

command failed: mkdir -p /Users/duoduo/.config/fish/conf.d

これは、uv本体がすでにインストールされて、シェル(fish)の設定ファイルを自動で整える処理が失敗したものです。次のコマンドを利用して、uv本体を確認してみてください。

uv --version

バージョン番号が表示されれば、uvのインストールは成功です。

もし「zsh: command not found: uv」と表示された場合は、uvが現在のシェル(zsh)のPATHに登録されていないということです。次のようにして、PATHを設定します。

まず、現在のシェルを確認します。

echo $SHELL

/bin/zsh と表示されたら、PATHの設定を~/.zshrcに書き込みます。

echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc

書き込んだ設定を読み込みます。

source ~/.zshrc

最後に、ちゃんと反映されたか確認します。

command -v uv

/Users/ユーザー名/.local/bin/uv のようなパスが表示されれば、設定完了です。

ステップ2:uvでPython 3.13をインストールする

ターミナルをもう一度再起動して、次のコマンドでPython 3.13をインストールします。

uv python install 3.13
uvでPython 3.13をインストールする

インストールが完了すると、次のように表示されます。

cpython-3.13.x-macos-aarch64-none

この表示が出れば、インストール成功です。xの部分は最新バージョンの番号です。Appleシリコン搭載のMacではaarch64、Intel Macではx86_64-apple-darwinと表示されます。

次に、インストールされたPythonの保存先を確認しておきましょう。

which python3.13

/Users/ユーザー名/.local/share/uv/python/cpython-3.13.x-macos-aarch64-none/bin/python3.13 のように表示されます。保存先を把握しておくと、後からバージョンの管理がしやすくなります。

保存先を把握

方法2: 公式サイトからPythonをダウンロードする

ステップ1: Pythonの公式サイトにアクセスして、「Downloads Python 3.14.5」をクリックして、最新のPythonをダウンロードします。
公式サイトからPythonをダウンロード
ステップ2: ダウンロードが終わったら、MacでPythonのダウンロードファイルをクリックして画面指示によってインストールできます。
Pythonをインストール

方法3: Homebrewを用いてPythonをインストールする

手順1: 「Homebrew」をインストールする

次は、「Homebrew」をインストールします。

ステップ1: ターミナルを開いて、以下のコマンドをコピーして実行します。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

ステップ2: Macのパスワードを入力し、Enterキーを押してください。
Macのパスワードを入力
ステップ3: 途中で「Enterキー」/「Returnキー」を押すことを求められます。押しましょう。
Enterキーを押す
しばらくして、以下のような画面が表示されればHomebrewのインストールは終了です。
Homebrewのインストールは終了

手順2: 「pyenv」をインストールする

ターミナルで以下のコマンドをコピー&実行して、pyenvをインストールしましょう。

brew install pyenv

しばらくして、以下のような画面が表示されればpyenvのインストールは完了です。
pyenvのインストールは完了
また、pyenv -vコマンドを実行して、pyenvがインストールできたことを確認してみましょう。「pyenv 2.6.31」 のようなメッセージが表示されればOKです。
pyenvがインストールできたことを確認

MacにPythonをインストールする前に、pyenvの設定が必要です。

まずは、以下のコマンドを実行してください。 pyenvの初期化の設定を.zshrcファイルに書きこめるようになります。

  • echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc
  • echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
  • echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc

続きは、 以下のコマンドを実行します。これでpyenvの設定は完了です。

source ~/.zshrc

Tip
実は、ターミナルでこれらのコマンドを実行しても特に何も表示されません。

手順3: Pythonをインストールする

まずは、このMacにどのようなバージョンのPythonがインストールできるか確認します。ターミナルで以下のコマンドを実行してください。

pyenv install --list

ここで表示されている数字は現在インストールが可能なPythonのバージョンです。今回は「3.14.5」をインストールしてみましょう。

ステップ1: まず、以下のコマンドを実行して「3.14.5」のPythonをインストールしましょう。

pyenv install 3.14.5

ステップ2: しばらくして、パソコンの名前とPythonのバージョン数字が表示されればインストール完了です。
Pythonのインストール

ステップ3: 以下のコマンドを実行すると、現在インストールされているPythonバージョンが確認できます。以下の画像のように、3.14.5 が表示されていれば、Pythonはちゃんとインストールできたことが確認できます。

pyenv versions

Pythonバージョンを確認

しかし、このままではPythonは利用できません。 MacにインストールされているPythonがある場合、もとのPythonを使用してしまいます。インストールされていない場合でもそのまま使用することができません。Macで最新のPythonを使用するには、以下のコマンドを実行してください。

pyenv global 3.14.5

これでPython 3.14.5が使えるようになりました。

VS CodeでPythonの環境を構築する手順

  1. VS Codeの公式サイトからVS Codeをダウンロードしてインストールする

2.VS Codeを開き、左側の拡張機能アイコンから「Python」と検索して、Microsoft製の拡張機能をインストールする

VS CodeでPythonをインストール

3.次のコマンドで各プログラミンに仮想環境を作成する

mkdir -p ~/Projects/xx-crawler
cd ~/Projects/xx-crawler

xxはプログラミンの名前です。

uv venv --python /Users/ユーザー名/.local/bin/python3.13

code .でVS Codeを開きます。.venv/bin/pythonをチェックしてPythonをクリックして、「Open in Integrated Terminal」をクリックして、プログラミンを始めます。

プログラミンを始める
Tips

インストールしたPythonを削除したい場合は、uvならコマンド1つでできます。

uv python uninstall 3.13

手動で削除したい場合や、うまく削除できない場合は、以下のページを参考にしてください。

MacのPythonをアンインストールする方法

よくある質問(FAQ)

Q1. インストールできたか、どうやって確認すればいいですか?

次のコマンドを順番に実行してみてください。

  • uv --version:バージョン番号が表示されれば、uvの導入成功
  • uv python list:インストールされているPythonの一覧が表示される
  • python3 --version:「Python 3.xx.x」と表示されればOK
  • which python3:保存先のパスが表示される

Q2. Macに元々入っているPythonがあるのに、なぜ新しいものをインストールするのですか?

システムが管理しているPythonはバージョンが古く、開発用には向いていません。違うバージョンのPythonを利用すれば、動かない、使えないなどの問題がもたらします。

Q3. どのバージョンのPythonをインストールすればいいですか?

作りたいものの要件を確認してください。例えば筆者はWeb クローラーを作りたかったため、Python 3.13をインストールしました。特にこだわりがない場合は、最新の安定版(3.15の最新)を選ぶのがおすすめです。使いたいライブラリに「対応バージョン」の指定がある場合は、そちらに合わせてください。 Webクローラー Q4. インストールしたのに『command not found』と表示されて、使えません。

代表的な原因と対策は次の3つあります。

  1. PATHが通っていない:この記事の「初期設定」の手順で、PATHをshellの設定に追加してください
  2. ターミナルを再起動していない:一度ターミナルを閉じて開き直すか、source ~/.zshrcを実行してください
  3. 違うコマンド名が入力:pythonではなくpython3と入力してください。

まとめ

以上は、MacでPythonをインストールして開発環境を構築する方法です。

非エンジニアの私が実際に試した手順なので、同じようなことがあれば、ぜひご参考まで。

土方さん

10年以上に渡ってWebサイト制作やMac / iOS向けのアプリケーションを開発してきた経験を持ち、その経験を活かしてiPhoneおよびMacに関する設定方法やトラブルシューティング、活用事例などの様々な記事を執筆。一般ユーザーにも分かりやすい言葉で書かれたそれらの記事は、多くの読者から好評を得ており、その読者数は現在では数百万人に達する。

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