【完全解説】IPSWとは？何ができるか？署名なし・削除の安全性などを完全に解説

iPhoneやiPadのOSをアップデートしたり、特定のバージョンに戻す「ダウングレード」を行うとき、必ず出てくるのが「IPSWファイル」です。しかし、公式サイトから安全にダウンロードする方法や、署名なしファイルの意味、削除しても大丈夫かどうかなど、疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では「ipsw ダウンロード 公式」「ipsw ダウングレード」「ipswファイル mac」などのニーズに応えながら、初心者でもわかるように解説します。

IPSWとは？

IPSWとは、「iPhoneSoftware」の略で、iPhone、iPad、iPod touchなどのAppleデバイス用の公式ファームウェアファイル形式です。OSのアップデート、ダウングレード、復元するための専用ファイル形式です。通常、コンピュータにダウンロードしiTunesやFinderを通して、OSのアップデートや復元の時に利用されます。

IPSWは何ができる

• アップデート
• ダウングレード
• 復元

IPSWファイルの保存場所はどこ？

Macの場合のIPSW保存場所

macOSでは、通常以下の場所に保存されます。 ~/Library/iTunes/iPhone Software Updates/

iPadの場合は「iPad Software Updates」フォルダになります。

Finderで移動するには、メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」と選び、上記パスを入力してください。

Windowsの場合のIPSW保存場所

Windowsでは、iTunesを使用した場合、以下のフォルダに保存されます。 %appdata%\Apple Computer\iTunes\iPhone Software Updates\

エクスプローラーのアドレスバーに入力すれば、すぐにアクセス可能です。

ダウンロードサイトから取得したIPSWの保存場所

「IPSW署名なし」の意味

IPSWファイルにはAppleのデジタル署名が施されています。この署名によって、ファイルが公式に認証され、安全にインストールできることが保証されます。一方で「署名なし（Unsigned）」のIPSWは、Appleの認証がないファイルです。通常の方法ではインストールできず、無理に使用するとデバイスが起動しなくなる危険があります。

IPSWファイルを削除しても大丈夫？

最近のiOS・iPadOSアップデートでは、IPSWファイルの容量が非常に大きくなっています。不要なファイルを削除しても、システムやデバイスに影響はありません。しかし、削除後に同じOSバージョンを復元・インストールする場合は、再度ダウンロードする必要があります。

IPSWは危険？

公式のIPSWは安全ですが、非公式や署名なしファイルには重大なリスクがあります。

公式サイトからダウンロードしたIPSWは安全で、正しい手順でインストールすれば問題ありません。しかし、インターネット上の非公式サイトや署名なしIPSWを利用すると、マルウェア感染やデバイス破損のリスクがあります。さらに、間違ったデバイスやOSバージョンのIPSWを使用すると、iPhoneやiPadが起動しなくなることもあります。

安全にIPSWを管理するためには、公式ダウンロードのみを使用し、署名済みのファイルだけをインストールすることが基本です。不要なIPSWを削除する際も、Mac専用のクリーナーツールを活用すると簡単に整理できます。

IPSWが多すぎでMacの空き容量が足りない

公式IPSWや大量のファイルをMacで管理する際、BuhoCleanerを使うと効率的に整理できます。不要なIPSWファイルを一括削除でき、Macのストレージを簡単に最適化できます。特に大量の動画やバックアップファイルが保存されている場合でも、ワンクリックで空き容量を確保できます。さらに、システムキャッシュやゴミファイルも同時に削除可能で、Macのパフォーマンス向上にも役立ちます。

最後に

IPSWファイルはiPhoneやiPadのOS管理に不可欠な存在です。公式ダウンロードを使用し、署名済みのファイルを選ぶことで、安全かつ効率的にアップデートやダウングレード、復元を行えます。不要になったIPSWは削除しても問題ありませんが、Mac専用ツールを利用するとより安全かつ簡単に管理できます。正しい知識を持ち、安全にIPSWを活用して快適なデバイス管理を行いましょう。