Apple IDなしでiPhoneにアプリをダウンロードする7つの方法
本記事では、Apple IDなしでiPhoneにアプリをダウンロードする7つの方法を紹介します。
通常、iPhoneでアプリをダウンロードする際にはApple IDのパスワードが必要です。しかし、Apple IDのパスワードを忘れてしまった場合や、できるだけパスワード入力を避けたいときもありますよね。
この記事では、Apple IDなしでiPhoneにアプリをインストールする複数の方法を紹介します。ファミリー共有の活用、iTunes/Finderでのインストール、Webアプリの追加など、実際に使える方法をまとめています。
Apple IDなしでアプリをダウンロードする方法
以下では、Apple IDなしでアプリをダウンロード・利用する方法を解説します。
1. パスワード要求をオフにする
通常はセキュリティ保護のためにパスワードが求められますが、設定で「パスワードを要求」をオフにすることができます。
手順:
- 設定アプリを開く
- Apple IDをタップ
- 「メディアと購入」を選択
- 「パスワード設定」もしくは「iTunes & App Store」をタップ
- 「無料ダウンロード」の「パスワードを要求」をオフにする
これで、無料アプリであれば Apple IDパスワードなしでインストールできます。
2. 事前インストールされているアプリを利用する
一部のiPhoneには、最初からプリインストール(標準搭載)されているアプリがあり、これらは Apple IDなしで直接利用できます。Apple IDなしで iPhoneアプリをダウンロードしたいときでも、まずは必要な機能がすでにiPhoneに入っていないか確認してみましょう。
探し方:
- ホーム画面を左にスワイプして「Appライブラリ」へ
- カテゴリごとの一覧にプリインストールアプリが並んでいます
- あるいは「設定」アプリのアプリ一覧からも確認可能
3. ファミリー共有を利用する
家族のApple IDで購入したアプリを自分のApple IDなしで共有して使える方法です。
家族の中に Apple ID を持っている人がいれば、ファミリー共有を設定してもらうことで、Apple IDなしでアプリをダウンロードするのと同じような環境を作ることができます。この機能を使えば、家族が購入したアプリやサブスクリプションを自分のApple IDを入力せずに共有して利用できます。
ファミリー共有を有効にすると、購入済みのアプリだけでなく、音楽・映画・ブックなどのコンテンツも共有されます。つまり、あなた自身が同じアプリやメディアを再度購入する必要がありません。
ポイント:
- 最大6人まで共有可能
- 購入済みアプリ/音楽/映画/本が利用できる
- Apple IDなしで有料アプリの利用も可能
家族のApple ID所有者が「ファミリー共有」を設定して招待するだけでOKです。
4. Webアプリ(PWA)を追加する
Apple IDなしでも、Webアプリならインストール不要で利用できます。Safariからホーム画面に追加するだけ。
Web版アプリを利用する場合、Apple IDのパスワード入力は不要です。iPhoneのSafariなどのブラウザからアクセスして使えるため、Apple IDなしでアプリをホーム画面に追加するだけで利用できます。
ただし、Webアプリを利用するときは、必ず信頼できるサイトからアクセスすることが重要です。不正なサイトや偽アプリを利用すると、個人情報が盗まれるリスクがあります。安全なWebサイトを利用し、アプリ追加の際は個人情報の保護に注意しましょう。
手順:
- Safariを開く
- 利用したいWebアプリにアクセス
- 共有アイコンをタップし「ホーム画面に追加」
- 名前を指定して「追加」
5. iTunes/Finderで .ipa ファイルからインストール
App Storeの通常の制限を回避したい場合は、.ipa ファイルを利用してアプリをインストールする方法もあります。アプリをサイドロードした後で、デバイスを脱獄(Jailbreak)し、iTunesやFinderを使ってアプリのパスコードを解除することも可能です。これにより、アプリの権限設定やシステム操作をより細かくコントロールできます。
ただし、.ipaファイルを入手できるサイトやチャンネルは多数存在するものの、信頼できる安全な提供元からダウンロードすることが何より重要です。
不正なファイルや改ざんされたアプリをインストールすると、セキュリティ上のリスクやデータ損失につながる可能性があります。インストール前には必ずファイルの安全性を確認してください。
手順:
- インストールしたいアプリの .ipa ファイルを準備
- iPhoneをPCに接続
- iTunes または Finder を開く
- .ipa をデバイスアイコンへドラッグ&ドロップ
※安全なサイトからダウンロードしてください。
6. Apple IDを削除して別のIDを使用する
Apple IDのパスワードを忘れてしまった場合や、Touch ID/Face IDでインストール操作がうまく進まない場合は、現在のApple IDを削除して別のアカウントを使用する方法があります。
パスワードなしでApple IDを削除したいなら、BuhoUnlockerを使うのがおすすめです。 この安全なiOSパスワード解除ツールを使えば、Apple IDのパスワード、画面ロック、スクリーンタイムのパスコード、MDMプロファイルなど、さまざまなロックを簡単に解除できます。
BuhoUnlockerでApple IDを削除する手順
Step 1: iPhoneをパソコンに接続し、BuhoUnlockerを起動して「Apple IDを削除」を選択します。
7. デベロッパーアカウントを使う
開発者アカウントにアクセスできる場合、Apple ID を使わずに iOS デバイスへアプリを作成・インストールすることができます。
この方法は、アプリのインストールに関してより柔軟性と自由度が高い一方で、ある程度の技術知識やスキルが必要になります。
具体的には、Apple Developer Program にアクセスし、開発環境のセットアップ、コードの作成、デバッグ作業などを行います。特にカスタムアプリを自分の用途に合わせてテスト・配布したいユーザーにとって、こうした作業は大変価値のある経験となるでしょう。
終わりに
Apple ID を使わずにアプリをインストールする方法には、パスワード要求のオフ設定、ファミリー共有、Webアプリの追加、iTunes/Finderを使った.ipaインストール、Apple ID削除ツールの利用など、複数の手段があります。
ただし、セキュリティ面やアップデートが受けられないなどのリスクもあるため、信頼できる方法で慎重に操作しましょう。
Appleの熱狂的なファンであり、Appleの新製品やOSがリリースされる度に、それをすぐに入手して試すことを楽しみとしており、OSの潜在的な不具合を見つけることにも長ける。Dr.Buhoのライターとして、新製品やOSのレビュー、不具合発生時の対処方法などを分かりやすい文章で情報発信。
