Final Cut Proでディスクスペースが不足しています|容量を軽くする方法
MacのFinal Cutで動画を編集する時、以下の問題があったことがありますか?
- Final Cut Proで動画編集しているとディスクスペースが不足していますと出ます。
- Final Cut Pro Xで書き出す動画が容量を食い過ぎて困っています。
- 「クリップの処理に使用できるディスク領域が不足しています。いくつかの領域を消去してからやり直してください。」と表示されます。
- ファイナルカットプロストレージがいっぱい
- MacのFinal Cut Proが容量が一杯でフリーズしてしまい
- Final Cut Proのレインボーカーソルがくるくるして止まらない … …
Final Cutのディスク容量が足りないので、動画編集作業もうまく行われません。困っていますか?今回はFinal Cut Proで「ディスクスペースが不足しています」というエラーの原因と Cut Proの容量を軽くする方法をご紹介します。
Final Cutのディスク容量が足りない原因
Final Cutのディスク容量が足りない主な原因はレンダリングファイルが多すぎることです。
レンダリングファイルとはFinal Cutで編集した動画を一時的に反映させるための動画や音声のファイルのことです。たくさんのエフェクトやトランジションなどが追加された場合、Final Cutのディスク容量が足りなくなりやすいです。
その他、追加した素材がたくさんあり、動画のサイズが大きすぎる、キャッシュがいっぱい、Mac本体のストレージ容量が不足などの原因で、「ディスクスペースが不足しています」となります。
Final Cut Proの「ディスクスペースが不足しています」を解決する方法
Final Cut Proの「ディスクスペースが不足しています」問題を解決するために、レンダリングファイルの消去、Macの容量を空ける、または外付けHDDの利用をおすすめします。ここでは、8つの解決方法をご紹介します。詳しい内容は以下の通りです。
解決方法1: レンダリングファイルの消去
Final Cutのレンダリングファイルは、動画編集時に高画質でスムーズに編集する事が可能となります。レンダリングファイルを消去すると、Final Cutの容量を軽くすることができます。
Final Cutのレンダリングファイルを削除するには、以下のステップを行ってください。
ステップ1: Final Cutを起動したまま、上部のメニューから「ファイル」をクリックします。そして、「生成されたライブラリファイルを削除」を選択します。イベントファイルまたはプロジェクトファイルを選択すると、「生成されたイベントファイルを削除」、または「生成されたプロジェクトファイルを削除」という選択肢が表示されます。
生成されたイベントファイルを削除:解決方法2: Macの容量を空ける
Final Cutで動画を処理したり、書き出したりする時、Macのストレージ容量を食っています。レンダリングファイルを削除しても、「ディスク領域が不足しています。いくつかの領域を消去してからやり直してください。」と表示されます。そんな時は、Macの空き領域を増やしてやり直してください。
素早く数分でMacの容量を空けるには、やはり専門のMacクリーニングソフトBuhoCleanerがおすすめです。クイックスキャンで100GB以上のジャンクファイルを検出して、一括で削除できます。Macの容量を確実に空けます。
手動でMacの容量を増やすには、以下の内容を参照ください。
- 不要な写真や動画、音声ファイルを削除する
- 不要なアプリとアプリデータを完全にアンインストールする
- ブラウザのキャッシュをクリアする
- 古い・大きいファイルを消去する
解決方法3: 不要なクリップとプロジェクトを削除する
Final Cutの容量を節約するには、ライブラリから不要なクリップとプロジェクトを削除することをおすすめします。特に、容量不足でFinal Cutの動画が遅くなって、レインボーカーソルがくるくるして止まらないまま動かなかったら、Final Cutライブラリを消去する
ステップ1: Final Cut Proの「ライブラリ」サイドバーで、削除したいプロジェクトを選択します。
ステップ2: 上のメニューから「ファイル」>「ゴミ箱に入れる」と選択します。これで、Final Cut Proから不要なクリップとプロジェクトを削除します。いっぱいになったFinal Cut Proの容量も軽くなりました。
解決方法4: 書き出しデータを小さくする
Final Cut Pro Xで書き出す動画が容量を食い過ぎて困っています。たった10分の動画に25GB使っています。1時間ともなると150GB越えです。容量を使いすぎでとても書き出せません。iMovieだとそんなに容量を食うことはないのですが。対処法はないものでしょうか。
上記のように、Final Cut Proで編集した動画は書き出した時、Macの容量を異常に食っています。書き出しのフォーマット、画素数やfpsなどの設定で書き出しデータを小さくしてデータ容量を節約することができます。解決方法5: 外付けハードディスクを使用する
もし、Mac本体のストレージ容量が128GB、256GBである場合は、レンダリングファイルや不要なクリップとプロジェクトを削除しても容量不足問題を解消することができません。新しいMacを入手する前、Final Cut Proの容量を軽くするには、外付けハードディスクの利用がおすすめです。
Final Cut Proの素材、プロジェクト、編集した動画などを外付けハードディスクに保存して、Mac本体の容量を空けます。
解決方法6: Final Cut Proを最新にする
Final Cut Proバージョンが古いと、動作が重い、ストレージがいっぱい、レインボーカーソルがくるくるして止まらないなどの不具合が発生しやすいです。一度 Final Cut Proを最新に更新すると、問題が解決します。
解決方法7: macOSを最新にする
Final Cut Proバージョンの更新に基づいて、互換性が良いため、macOSのバージョンも最新にアップデートすることが必要です。アップデートすることで、色々な不具合を修正したり、最新版と互換性もあります。
解決方法8: Final Cut Proを再インストールする
最後の手段としては、Final Cut Proを再インストールすることです。Final Cut Proを長く使えば、キャッシュやレンダリングファイル、不要なライブラリがたくさん蓄積されます。これらのアプリデータを完全に削除するには、専門のMacクリーナーアプリが必要です。Final Cut Proアプリをゴミ箱に入れるだけで、完全に削除しません。再インストールしてもFinal Cut Proの容量不足問題も解決しません。だから、BuhoCleanerのようなMacクリーニングソフトを利用すると、一括でFinal Cut Proアプリとアプリデータを完全に削除できます。お使いのMacからFinal Cut Proを完全にアンインストールした後、AppStoreからFinal Cut Proを再インストールしましょう。
最後に
Final Cut Proで動画を編集している時、「ディスクスペースが不足しています」と表示されたら、容量が足りないのが原因でした。通常、レンダリングファイルを削除すると、ディスク容量を解放できます。しかし、削除したレンダリングファイルを再度使用するには再レンダリングが必要になります。Final Cut Proの容量を軽くするには、Macの容量を増やす、外付けハードディスクを使う、Final Cut ProとmacOSを最新にするなどの操作で実現できます。
Macのスペシャリストであり、macOSやMac向けアプリケーションの使用方法やトラブルシューティングに精通。現在はその豊富な知識を活かして、Dr.Buhoのライターとして情報発信を行う。