【Mac】iMovieのライブラリ動画を外付けHDDに保存する方法
いつもMac iMovieで動画を編集すると、たくさんの動画ファイル、素材データが保存されています。Macのストレージがいっぱいになって、動作が重くなる。
しかし、MacでiMovieを使用する時、外付けのストレージやUSBメモリを作業スペースとして使用することはできません。そこでおすすめなのが、iMovieのライブラリやプロジェクトを外付けHDDに保存する方法です。外付けHDDを使えば、Mac本体の容量を解放しつつ、快適に動画編集を続けることができます。
iMovieのライブラリ動画を外付けHDDに保存する方法
iMovieは動画や素材を「ライブラリ」で管理しています。このライブラリを外付けHDDに移動することで、Mac本体の容量を大幅に節約できます。
手順
1. 外付けHDDをMacに接続
- FinderにHDDが表示されるか確認します。
2. iMovieを終了
- ライブラリ移動中に開いていると不具合の原因になります。
3. Finderで「ムービー」フォルダを開く
- 通常「iMovie Library.imovielibrary」というファイルがあります。
4. ライブラリを外付けHDDに移動
- ドラッグ&ドロップで移動。コピーしたい場合は「optionキー」を押します。
5. iMovieで外付けHDDを開く
- iMovieを起動 →「ファイル」→「ライブラリを開く」→「その他」から外付けHDDを選択。
iMovieのライブラリ動画を外付けHDDに保存できない
私が最初に試したときは、以下のように、 iMovieのライブラリ動画を外付けHDDに保存できませんでした。原因は外付けHDDのフォーマット形式でした。
iMovieのデータを外付けHDDに保存したいのですが… iMovie'09使用時にMacのムービーフォルダに保存されるイベントやプロジェクトデータを外付けHDDに保存したいのですが、読み込み時に外付けHDDが選択できません。
現在、Bootcampを使ってWindowsとMacを切り替えて使っているので、外付けHDDも兼用で使えるようにフォーマットしてあります。
この場合、このHDDをMac OS X 拡張フォーマットにフォーマットするか、新しく外付けHDDを用意して、Mac OS X 拡張フォーマットでフォーマットしてMac専用として使うかのどちらかしかないということでしょうか?
外付けHDDのフォーマット形式が対応していない問題を解決するには、2つの方法があります。
一つは外付けHDDをフォーマット(初期化)することです。この操作では、HDD内のすべてのデータが消去され、Windowsとの互換性もなくなります。あまりおすすめしません。
もう一つは、BuhoNTFSツールを利用して、外付けHDDをMacで書き込めるようになります。この操作では、HDD内のデータは影響しない、Windowsでもデータを自由に移動できます。
BuhoNTFSで外付けHDDをマウントする手順は以下の通りです。
- BuhoNTFS公式サイトからソフトをダウンロード&インストール
- 外付けHDDをMacに接続し、BuhoNTFSを起動
- 左側のサイドバーから接続したHDDを選択
- 「NTFS書き込み有効化」をクリック
これで、iMovieのデータを自由に外付けHDDに移動できるようになります。この外付けHDDを他のWindowsに挿すと、ファイルも気軽に移動できます。
MacでiMovieの保存場所を変更する方法
「iMovieの保存場所を変更したい」と思ったら、ライブラリを新しく作るのがおすすめです。
手順
- iMovieを起動 →「ファイル」→「ライブラリを開く」→「新規」
- 保存場所に外付けHDDを選択
プロジェクトやイベントを新しいライブラリにドラッグ
これで、今後の編集データは外付けHDDに保存されます。私はこの方法で、容量不足のストレスから解放されました。
まとめ
この記事では、MacでiMovieを使う際の容量不足を解消する方法として、外付けHDDへのライブラリ保存や保存場所の変更方法、さらにプロジェクトの管理方法をご紹介しました。
私自身も、外付けHDDを使うことでMacの容量を気にせずに動画編集ができるようになり、とても助かっています。
都内の某大手IT企業に勤務し、大学時代にOSのファイルシステムに興味を持ち始めて以来、OSのリソース管理に最適なソフトウェアを探求し続けている。 Dr.Buhoと出会い、その素晴らしさに魅了されて、3年前からユーザー向けに製品レビューやファイルシステムの活用方法に関する情報を発信中。
