Macの起動時にアプリが勝手に立ち上がる場合の対処法
お使いのMacを起動したとき、自動ログイン項目が開いてうんざりすることはありませんか。この記事を読むと、4つの方法でmac起動時にアプリが立ち上がらないようにする方法が紹介されています。
Macを使っていて、以下のような問題に直面したことはありませんか?
- Macの起動が遅い。
- Macの動作がもたつく。
- Macを起動すると、アプリのウインドウがたくさん開いてしまう。
このような問題に直面しているのはあなただけではありません。このブログ記事を読んで頂ければ、Macの起動時に不要なアプリが開かないようにする4つの方法を学ぶことができます。
Macのスタートアッププログラムとは?
スタートアップアイテムは、ログインアイテムとも呼ばれ、Macを起動したときにバックグラウンド実行されるアプリケーションやサービスのことです。自分でスタートアップに追加したものもあれば、勝手に追加されてしまったものもあります。
スタートアップアイテムの中には、作業効率を向上させるものもあることは否定できません。しかし、自動ログイン項目が多過ぎると、メモリを食うだけでなく、Macのパフォーマンスを低下させてしまいます。従って、必要に応じてスタートアッププログラムを変更することをお勧めします。
Dockからスタートアッププログラムを無効にする方法
Macの起動時にアプリが開かないようにする最も簡単な方法は、Dockを利用することです。以下にその手順をご紹介します。
- 無効にしたいアプリを起動します。
- Dockのアイコンを右クリックします。
- 「ログイン時に開く」のオプションのチェックを外します(自動的に起動させたい場合はチェックを入れたままにしてください)。
システム設定/システム環境設定でログイン項目を無効化する方法
システム設定(macOS Ventura)またはシステム環境設定(macOS Monterey以前)で、起動時にアプリケーションが起動しないようにすることも可能です。
<macOS Venturaの場合>
- 「Apple メニュー⇒システム設定」を選択します。
- サイドバーの「一般」をクリックし、右側の「ログイン項目」をクリックします。
- 「ログイン項目」で「ログイン時に開く」と「バックグラウンドで許可」のオプションが表示されます。
- ログイン項目を無効にするには、その項目を選択し、「-」ボタンをクリックします。
- アプリをバックグラウンドで実行することを許可しないようにするには、項目の横にあるボタンをクリックして無効にします。
<macOS Montereyまたはそれ以前のOSの場合>
- 「Appleメニュー⇒システム環境設定」を選択します。
- 「ユーザーとグループ」をクリックし、「ログイン項目」に切り替えます。
- 無効にしたいログイン項目をハイライトし、左下隅の南京錠を解除して、リストの下にあるマイナスボタンをクリックします。
スタートアッププログラムを効率的に管理する方法
上記の方法でスタートアッププログラムを管理しても、思ったほど効率的ではなく、また、誤って重要なファイルを削除してしまうと、システムが危険にさらされることもあるでしょう。
ここでは、スタートアッププログラムを安全かつ、迅速に管理する方法をご紹介します。それは、無料で簡単に使えるスタートアッププログラムマネージャーの「BuhoCleaner」を使うことです。このツールを使えば、手間をかけずにアプリやスタートアップサービスを無効にしたり、有効にしたりすることができます。
- お使いのMacにBuhoCleanerがインストールされていることを確認してください。
- BuhoCleanerを起動し、「起動項目」タブをクリックします。
- 「スキャン」ボタンをクリックすると、2つのリストが表示されます。「ログイン項目」と「起動サービス」の2つのリストです。
- アプリを無効にするには、そのアプリの横にあるボタンをクリックして、ステータスを「無効」に変更します。
- Launch DaemonsやLaunch Agentsサービスを無効にするには、「起動サービス」 に切り替えて、サービスの状態を「無効」に変更します。サービスを削除する場合は、サービスを右クリックして、ドロップダウンメニューから「削除」を選択します。
Launch DaemonsとLaunch AgentsをFinderで削除する方法
不要なアプリケーションを全て無効にしても、Macが起動すると迷惑なプログラムが自動的に起動する場合があります。これは、ライブラリフォルダにあるLaunch DaemonとLaunch Agentsが原因です。それでは、Finderを使ってこれらを削除する方法をご紹介します。
画面下のDockのFinderアイコンをクリックします。
Finderウインドウで、「Shift + Command + G」を押して、「フォルダへ移動」ウインドウを開きます。
以下のフォルダに移動して、不要なLaunch DaemonsやLaunch Agentsを削除します。
- /Library/LaunchDaemons
- ~/Library/LaunchAgents
- ~/Library/LaunchDaemons
- /System/Library/LaunchAgents
- /System/Library/LaunchDaemons
最後に
Macの起動時に不要なアプリが自動的に開かないようにする4つの方法をご紹介しました。今すぐ試してみてください。スタートアップの問題にあまり時間をかけたくない場合は、BuhoCleanerを利用してスタートアッププログラムを自動的に管理することをお勧めします。