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【Sequoia対応】Macの起動時にアプリが勝手に立ち上がる場合の対処法
Macを立ち上げてログインすると、さまざまなアプリが自動で立ち上がり、起動が遅く感じることがあります。この記事では、Macの起動時にアプリが自動で開かないようにするための方法を5つご紹介します。
Macを使っていて、以下のような問題に直面したことはありませんか?
- Macの起動が遅い。
- Macの動作がもたつく。
- Macを起動すると、アプリのウインドウがたくさん開いてしまう。
さらに、「システム設定」⇨「一般」⇨「ログイン項目と拡張機能」(macOS Ventura及びSonomaの場合、ログイン項目)で設定しても、ログイン項目には何も表示されていないのにアプリが立ち上がってしまう場合があります。
このような問題に直面しているのはあなただけではありません。このブログ記事を読んで頂ければ、Macの起動時に不要なアプリが開かないようにする5つの方法を学ぶことができます。
Macで起動時にアプリを立ち上げないようにするほうがいい?
スタートアップアイテムは、「ログイン項目」とも呼ばれ、Macを起動するときにバックグラウンドで実行されるアプリケーションやサービスのことです。一部のアプリは、インストール時に自動的にログイン項目に追加されます。自動ログイン項目が多過ぎると、Macのメモリを食いたり、起動が遅くなったり、さらにMacのパフォーマンスを低下させてしまいます。なので、Macを起動する時にアプリを立ち上げないようにする方がいいと思います。
方法1、「システム設定」/「システム環境設定」で「ログイン項目」を減らす
システム設定(macOS Sequoia 、macOS Ventura、Sonoma )またはシステム環境設定(macOS Monterey以前)で、起動時にアプリケーションが起動しないようにすることも可能です。
macOS Sequoia 、macOS Ventura、Sonoma の場合:
- 「Apple メニュー⇒システム設定」を選択します。
- サイドバーの「一般」をクリックし、右側の「ログイン項目と拡張機能」(macOS Ventura及びSonomaの場合、ログイン項目)をクリックします。
- 「ログイン項目と拡張機能」で「ログイン時に開く」と「バックグラウンドで許可」のオプションが表示されます。
- ログイン項目を無効にするには、その項目を選択し、「-」ボタンをクリックします。
- アプリをバックグラウンドで実行することを許可しないようにするには、項目の横にあるボタンをクリックして無効にします。
<macOS Montereyまたはそれ以前のOSの場合>
- 「Appleメニュー⇒システム環境設定」を選択します。
- 「ユーザーとグループ」をクリックし、「ログイン項目」に切り替えます。
- 無効にしたいログイン項目をハイライトし、左下隅の南京錠を解除して、リストの下にあるマイナスボタンをクリックします。
方法2、BuhoCleanerでMacの起動時にアプリを立ち上げないようにする
Mac で、ログイン項目にないアプリが起動時に勝手に立ち上がります。このアプリを起動しないようにするにはどうすればいいでしょうか。その場合、「BuhoCleaner」のようなツールを利用して、不要なアプリやスタートアップサービスを無効にすることをおすすめします。
しかも、この機能は完全に無料です。ほぼすべてのmacOSに対応します。
それに、BuhoCleanerはgori.me、Apple専門誌「MacFan」(2022年4月号)、有名なメディアiPhone Maniaなどでも好評を得ています。安心して使いましょう!
- お使いのMacにBuhoCleanerをダウンロード&インストールします。
- BuhoCleanerを起動し、「起動項目」タブをクリックします。
- 「スキャン」ボタンをクリックすると、2つのリストが表示されます。「ログイン項目」と「起動サービス」の2つのリストです。
- アプリを無効にするには、そのアプリの横にあるボタンをクリックして、ステータスを「無効」に変更します。
- Launch DaemonsやLaunch Agentsサービスを無効にするには、「起動サービス」 に切り替えて、サービスの状態を「無効」に変更します。サービスを削除する場合は、サービスを右クリックして、ドロップダウンメニューから「削除」を選択します。
方法3、Dockからスタートアッププログラムを開かないようにする
Macの起動時にアプリが開かないようにする最も簡単な方法は、Dockを利用することです。以下にその手順をご紹介します。
- 無効にしたいアプリを起動します。
- Dockのアイコンを右クリックします。
- 「ログイン時に開く」のオプションのチェックを外します(自動的に起動させたい場合はチェックを入れたままにしてください)。
もしそのアプリがDockに追加されていない場合は、まずDockに追加する必要があります。
方法4、Launch DaemonsとLaunch AgentsをFinderで削除する
不要なアプリケーションを全て無効にしても、Macが起動すると迷惑なプログラムが自動的に起動する場合があります。これは、ライブラリフォルダにあるLaunch DaemonとLaunch Agentsが原因です。それでは、Finderを使ってこれらを削除する方法をご紹介します。
画面下のDockのFinderアイコンをクリックします。
Finderウインドウで、「Shift + Command + G」を押して、「フォルダへ移動」ウインドウを開きます。
以下のフォルダに移動して、不要なLaunch DaemonsやLaunch Agentsを削除します。
- /Library/LaunchDaemons
- ~/Library/LaunchAgents
- ~/Library/LaunchDaemons
- /System/Library/LaunchAgents
- /System/Library/LaunchDaemons
方法5、アプリケーションの起動管理機能を利用する
ほとんどのアプリケーションには、アプリケーション起動管理機能が組み込まれています。通常、この機能は環境設定から見つけることができます。Macの起動時にアプリケーションが自動的に開かないようにするには、以下の手順を試してみてください。
- アプリケーションを起動します。
- 「環境設定」/「設定」を開きます。
- スタートアップ管理機能を見つけます。
- スタートアップステータスを「スタートアップを無効にする」に変更します。(アプリによって設定方法と文字も違います。)
この方法を利用することで、アプリケーションの自動起動を簡単に管理することができます。
最後に
Macの起動時に不要なアプリが自動的に開かないようにする5つの方法をご紹介しました。今すぐ試してみてください。スタートアップの問題にあまり時間をかけたくない場合は、BuhoCleanerを利用してスタートアッププログラムを自動的に管理することをお勧めします。
10年以上に渡ってWebサイト制作やMac / iOS向けのアプリケーションを開発してきた経験を持ち、その経験を活かしてiPhoneおよびMacに関する設定方法やトラブルシューティング、活用事例などの様々な記事を執筆。一般ユーザーにも分かりやすい言葉で書かれたそれらの記事は、多くの読者から好評を得ており、その読者数は現在では数百万人に達する。