【Mac 容量不足解消】空き容量を増やす10の方法
Macのストレージ容量が不足すると、動作が重くなったり、アプリの起動・更新ができなくなったりすることがあります。ここでは、Macintosh HDの容量不足を解消し、空き容量を確保するための実践的な方法を紹介します。
Macの空き容量が不足すると、動作が遅くなったり、新しいアプリや写真・動画を保存できなくなったりすることがあります。作業効率が落ち、ストレスを感じる場面も多いでしょう。
この記事では、Macのストレージ容量を増やす10の方法をまとめました。中には、数十GB単位で一気に空き容量を確保できる方法もあり、Macの動作改善にもつながります。
Macのストレージ容量を確認する方法
- 「Appleメニュー⇒一般⇒ストレージ」を選択する。
- 数秒待つと、ストレージの内訳が色分け表示される。
- 薄いグレーの部分にマウスを合わせると、Mac空き容量がどれくらい残っているかがわかる。
Macストレージの空き容量を増やす方法
画像のように、Macのストレージがほぼ満杯で、空き容量が10GB以下になっている場合は、以下の方法を組み合わせることで効率的に容量を確保できます。
1:Macのジャンクファイルをまとめて削除する
最も手軽に空き容量を増やす方法は、不要なジャンクファイルを一括削除することです。ただし、Macに慣れないユーザーには、手動でファイルを探して削除するのは手間がかかってしまいます。そのため、ストレージ容量が不足してきたら、BuhoCleanerのようなツールを利用すると、安全かつ効率的に不要ファイルを削除できます。
BuhoCleanerはとてもシンプルで使いやすいMac専用クリーナーです。gori.me、Apple専門誌「MacFan」(2022年4月号)、有名なメディアiPhone Maniaなどでも高評価を得ています。
ビデオで解説:
2:ストレージを最適化
Macのストレージが足りなくなったら、ストレージを最適化することで容量を空けることができます。macOSにはストレージ管理機能が搭載されており、空き容量の確保を自動化できます。「Appleメニュー⇒一般⇒ストレージ⇒おすすめ」から設定できます。
iCloudに保存:写真・動画・ファイルをiCloudに移動することでローカル容量を節約できます。
ストレージを最適化:「最適化」ボタンをクリックしてこの機能をオンにすると、ストレージがいっぱいになった時に、視聴済み映画やTV番組を自動削除します。
ゴミ箱を自動的に空にする:この機能をオンにすると、30日以上前のゴミ箱内のファイルを自動削除します。
3:不要アプリを削除してMacのストレージ容量を増やす
Macを長く使っている人は、数多くのアプリがインストールされているのではないでしょうか。でも、使わずに放置しているアプリが多いと、それだけでストレージを圧迫します。またアプリ本体を削除しても、関連ファイル(キャッシュや設定ファイルなどのアプリの残留データ)がストレージを圧迫しているケースは非常に多いです。この先も使いそうにないアプリを削除することで、ストレージの空き容量を増やすことができます。
一般的な方法でアプリを削除してもストレージの空き容量が増えないことがあります。使わないアプリがある場合は、アプリ本体と関連ファイルをまとめて削除することで、さらに空き容量を確保できます。Macからアプリと関連ファイルを完全に削除するには、こちらの記事をご参考にしてください。
4:DMGファイルの削除
アプリをインストールしたあとに残る DMGファイル(ディスクイメージ) は、もう使用しません。ほとんどのアプリは削除を促さないため、気づかないうちにDMGファイルがディスク容量を圧迫していることがあります。
DMGファイルを削除する方法はとても簡単です。Finderから手動で削除するか、BuhoCleanerを使うと効率的です。
5:キャッシュの削除
キャッシュはアプリの動作を高速化するための一時ファイルですが、長期間蓄積すると容量を圧迫します。macOSはこれらの一時ファイルを自動的に削除しますが、完全ではありません。そこで、一時ファイルの削除を代行してくれるMacクリーニングソフトを探すMacユーザーが増えています。一時ファイルを削除することで、ストレージの空き容量を確保できます。
関連記事:Macからキャッシュを削除する完全ガイド
6:重複ファイルの削除
ストレージ容量が足りなくなった場合、重複した写真・動画・書類などを削除すると空き容量を効率よく増やせます。同じファイルをダウンロードしたりファイルを誤ってコピーしたりすると、重複ファイルがいつの間にか増えていきます。
重複ファイルは手動で探すことも可能ですが、時間と手間がかかります。そこで、重複ファイル検索ツールを使えば、手間も時間もかけずに重複ファイルを整理できます。
BuhoCleanerは、Macの内蔵ストレージだけでなく、クラウドドライブや外付けストレージ内の重複ファイルも検出できます。特筆すべきは、類似した写真の検索および削除にも対応していることです。ぜひ試してみてください。
7:写真ライブラリのサイズを縮小
「写真」アプリのライブラリには、数多くの写真が保存されているため、容量が大きくなりやすいのが特徴です。写真ライブラリから不要な写真を削除することで、まとまった空き容量を確保できます。
- 「写真」アプリを開く。
- 「ライブラリ」や「アルバム」から不要な写真(またはアルバム)を選択し、Control キーを押しながらクリックして、[◯項目を削除] を選択する。
- サイドバーの「ユーティリティ」から「最近削除した項目」を開き、完全に削除したい写真を選択して、「◯枚の写真を削除」または「◯項目を削除」をクリックする。
8:古いメールや迷惑メールを削除する
メールアプリを長期間利用していると、添付ファイルやキャッシュが蓄積し、ストレージを圧迫します。ストレージの空き容量を確保したいときは、古いメールや迷惑メールを削除することを勧めします。
- 「メール」アプリを開く。
- メッセージを削除したいメールボックスに移動し、削除したいメッセージを選択し、削除する。
- 「迷惑メール」を右クリックし、「削除済み項目を消去」と「迷惑メールを消去」を選択する。
9:ファイルの圧縮
ストレージ容量を節約するには、使わないファイルを圧縮するのが効果的です。macOSが標準の圧縮機能で十分対応できるので、サードパーティー製の圧縮ツールを使う必要はありません。Finder上で圧縮したいファイルを右クリックし、ポップアップメニューから「圧縮」を選択するとZipファイルとしてアーカイブできます。Zipファイルは外付けドライブなどに保存しておくと良いでしょう。
10:ゴミ箱を空にする
不要ファイルをゴミ箱に入れても、それだけではストレージ容量は空きません。そこで、定期的にゴミ箱を空にする習慣をつけることをお勧めします。場合によっては、思いのほか大きな空き容量を確保できることもあります。
最後に
以上、Macの容量が足りないときに使える、空き容量を増やす10の方法をご紹介しました。BuhoCleanerを使えば、ジャンクファイル・キャッシュ・重複ファイル・不要アプリなどをまとめて整理でき、短時間でストレージを最適化できます。まだインストールしていないユーザーは、まずは無料版で試してみてください。
MacやiPhoneをはじめとしたアップル製品について執筆するフリーライターです。MacFan、MACPOWER、MacPeopleなどの雑誌で記事を手がけてきました。今年からBuhoライターとして、27年間の経験を活かし、Macユーザーの視点から分かりやすく実用的な情報を皆さまにお届けしてまいります。
