MacのChromeが重い・遅い原因や対処法、予防策解説
Mac上のChromeが重いと感じたことがあるでしょうか。この記事では、MacのChromeが重い、遅い原因や対処法、予防策などを解説します。
Chromeはその速度と効率の良さでよく知られて、世界中で最も人気のあるブラウザとして、日常生活に不可欠なツールの1つで利用する頻度も多いでしょう。Statcounter Global Statsのデータによると、2024年9月まで日本国内と世界全体でWebブラウザシェア率No.1もGoogle Chromeです。
でも、利用するうちに、MacのChromeが遅いと感じて、パフォーマンスが低下され、重くなった問題にも直面したこともあります。特に最新のmacOS Sequoiaにアップデートしてから、この問題はより厳しくなります。次では、Chromeの速度低下の理由を掘り下げ、Chromeを軽くする有効な方法を提供します。さらに、今後Chromeが重くならないための予防策についても紹介します。
MacのChromeが重い?原因はこっち
Mac上のGoogle Chromeのパフォーマンスを低下させることは様々な要因によって影響を受ける可能性があります。以下に、MacのChromeが遅くなる最も一般的な原因と対処法を挙げます。
- 開いているタブが多すぎる
- キャッシュがたくさん溜まっている
- 拡張機能が多すぎる
- Macのメモリ不足
- ChromeまたはmacOSのバージョンが古い
- ディスプレイの問題
- インターネット接続の問題
- マルウェアソフト
MacのChromeが重い・遅い時の対処法 - Google Chromeを高速化させる9つの方法
1. 必要なしのタブを閉じる
Mac・MacBookで仕事を調べて、参考資料を探している時、複数のタブを開きます。実は、パソコンで開いている各タブもMac・Chromeのメモリを消費します。特に、複数のタブを開くと、プロセスがCPUを大きく占めていて、Chromeのパフォーマンスに負担がかかり、Chromeの速度を低下させます。その時、Command+Wキーを同時に押して、Chromeのタブを閉じて、Chromeを高速化させましょう。
そして、複数のタブを閉じることがなく、CPUを大きく占めているタブだけを閉じるなら、下記の方法でChromeタスクマネージャーからChromeメモリを圧迫するタブを閉じましょう。
Step 1:Chromeを開く > 3点アイコンをクリックして、「その他のツール」をクリックします。
Step 2:「タスクマネージャー」からメモリ使用量やCPU消費量の大きなタブを探して「プロセスを終了」をクリックして、強制終了しましょう。
2. 不要な拡張機能を削除する
拡張機能はChromeの機能をカスタマイズし、自分のニーズや好みに合わせて体験を向上させますが、多すぎるとChromeの速度を遅くさせます。不要な拡張機能を削除して、メモリを空けましょう。
Step 1:Chromeを開く > 3点アイコンをクリックして、「拡張機能」をクリックします。
Step 2:「拡張機能を管理」をクリックして、不要な拡張機能を削除しましょう。
3. Chromeを更新する
MacOSもChromeも定期的にデータ処理の効率化を図り、不具合を修正するアップデートを行います。古いバージョンを利用して、Chromeを重くさせたり、動作が遅くなったりする可能性もあります。その場合、Chromeの自動更新を実施して、Chromeを速くしましょう。
詳細な手順はこちらは以下です。
Step 1:Chromeを開く > 3点アイコンをクリックして、「設定」を選択します。
Step 2:「Chromeについて」をクリックして、自動更新のチェックを開始します。「アップデートが適用されました。更新を完了するには Chrome を再起動してください。」と表示されるまで自動更新が完了しました。その後、 Chromeを再起動してみましょう。
4. Chromeのキャッシュをクリアする
キャッシュはブラウザでページをサファリする時、より速くページを開いて読み込める機能です。非常に便利な機能ですが、たくさん蓄積されると、Chromeの起動、文字入力、ページの読み込みに大きな負荷がかかるので、キャッシュを定期的に削除したほうがいいでしょう。
複雑な手順と専門知識もいらなく、簡単にChromeのキャッシュを削除したいなら、Mac専用クリーナーBuhoCleanerを利用して削除してみましょう。以下の4ステップでChromeのキャッシュをクリアする方法は解説します。
Step1:BuhoCleanerをダウンロードしてインストールします。
Step2:「クイックスキャン」から「スキャン」をクリックします。
Step3:スキャン結果画面から「詳細を確認」をクリックします。
Step4:「ブラウザキャッシュ」だけ選択し、Chromeだけにチェックを入れて、削除します。
5. メモリ (RAM) を解放する
Google ChromeはMacのメモリ (RAM) を大量に消費するプログラムの一つです。アクティビティモニターでチェックすると、Google Chrome Helper (Render) など、多くのリソース/プロセスが容量を食うことは見られるかもしれません。
これらのプロセスはMacでどんな役割を果たすか、どれが停止してRAMを解放するか不明な場合、Mac専用クリーナーBuhoCleanerを利用して判断しましょう。
BuhoCleanerはMac専用のクリーナーで、簡潔なインターフェス、簡単な操作、コスパいいの機能などで全世界10万以上のユーザーたちは愛用されます。Apple専門誌「MacFan」(2022年4月号)、有名なメディアiPhone Mania、gori.meなどでも好評を得ています。
以下はBuhoCleanerでRAMを解放する方法です。
Step1:「ツールキット」に移動し、「RAMを解放」をクリックし、次へボタンをクリックします。
Step1:「開始」をクリックし、RAMを自動的に解放します。
6. インターネットへの接続を確認する
Google Chromeを利用するとき、安定したインターネット接続が必要です。そうでなくと、ChromeでYoutubeやTwitterの読み込みが遅い、閲覧すると重くなる可能性があります。
特に、Youtubeの動画を見る時、Chromeに負担をかけるため、動画に影響を及ぼします。
インターネットへの接続を確認し、Wi-Fiやブロードバンドに替えると良いでしょう。
関連記事 :Macのネットが遅い原因と解決法を徹底解説
7. ウイルスソフトウェア
マルウェアやウイルス対策のため、ウイルスソフトウェアをインストールして使用しました。でも、これらのソフトはChromeの動作を遅くする原因となり得ます。
Chromeが重くなった時、このようなソフトをしばらく無効化することも検討してみてください。
関連記事 :Macのアプリを完全にアンインストールする6つの方法
8. Macを再起動する
何らかの理由でMacに不具合が出てきたら、再起動することは定番の解決策の1つとして、よく知られます。
さまざまな対処法を試してもChromeの動作が重い場合には、Macを再起動してみましょう。
9. Macを更新する
古いOSもMacのChromeの速度を低下させる原因の1つとなります。Chromeを軽くするには、Macを再起動することも検討してみてください。
今後Chromeが重くならないための予防策
Chromeが重くて、仕事や娯楽に影響を与えて、不便をかけますよね。既に重くなったChromeを軽くする方法を上記で紹介された方法で解決できますが、まだ動作が遅くならないうちに予防しておいた方が良いでしょう。次に、今後の予防策を紹介します。
1. メモリセーバーを最大に設定する;
メモリセーバーは、アクティブでないタブを自動的に非アクティブして、メモリの消費を最小限に抑えて、Chromeを軽くする機能です。これをオンにすると、使用していないタブがシステムを過剰に消費することを防ぐことができます。
Chromeのメモリセーバーをオンにする手順は以下です。
- 右上の三点アイコンをクリックして、「設定」を開きます。
- 左側のメニュー欄から「パフォーマンス」をクリックして、右側のメモリセーバーをオンにして、「最大」に設定しましょう。
2. キャッシュを定期的にクリア
キャッシュはサイトへアクセスする時、高速に表示されることが可能となりますが、長時間使用すると、たくさん溜まっていて、あえてChromeの速度を遅くさせます。
定期的にキャッシュをクリアしたら、Chromeを高速化できます。
まとめ
この記事では、MacでChromeが遅い原因を紹介し、その後でChromeの動作を速くする10の方法を紹介しました。この情報が役に立てれば幸いです。
さらに、今後Chromeの速度を上げるための予防策もあります。ぜひご参考ください。
10年以上に渡ってWebサイト制作やMac / iOS向けのアプリケーションを開発してきた経験を持ち、その経験を活かしてiPhoneおよびMacに関する設定方法やトラブルシューティング、活用事例などの様々な記事を執筆。一般ユーザーにも分かりやすい言葉で書かれたそれらの記事は、多くの読者から好評を得ており、その読者数は現在では数百万人に達する。