Macのスピニングホイールを停止する6つの簡単な方法
Mac のスピニングホイールが動かなくなったでしょうか。なぜ、何をすべきか疑問に思っていないでしょうか。こちらの記事の中に探している答えがあります。
Macユーザーの方は、macOSの待機カーソルであるスピニングホイールに慣れている方もいると思います。ほとんどの場合は数秒待つと消えますが、残念ながら、スピニングホイールが表示され続けたり、画面上で固まってしまったりする場合がございます。どうすればそれを取り除き、Macを機能させることができるでしょうか。
こちらの記事を読み続けて、Macの厄介なスピニングホイールをうまく止める方法を学びましょう。
Macのスピニングホイールとは?
「スピニングホイール」の正式名称は「Spinning Wait Cursor」です。 スピニングカラーホイール」、「レインボースピニングホイール」、「スピニングホイールオブデス」、「スピニングピザオブデス」、「スピニングビーチボールオブデス (SBBOD) としても知られています。
色んな名称がございますが、結局は、スピニングホイールは待機信号です。 通常、ラグやフリーズを伴いますが、これは本当に厄介です。では、これはどうして表示されるのでしょうか。
なぜMacのスピニングホイールは出現するのか?
スピニングホイールの回転は、さまざまな理由で発生します。ここでは、その主な原因を紹介します。
- RAMが不足している。
- CPUが過負荷になっている。
- ストレージ容量が足りない。
- Macが古すぎる。
- ディスクに問題がある。
- macOSのバグ。
理想はスピニングホイールが数秒以内に消えることですが、ホイールが画面に張り付いて何もできない場合、どうすればMacを正常な状態に戻せるのでしょうか。ぜひ続きをお読みください。
Macでスピニングホイールを停止させる方法
Macのスピニングホイールから抜け出せなくなることほど、悩ましいことはないでしょう。でも大丈夫です。ここでは、それを解消する方法をいくつかご紹介します。
アプリを強制終了する
アプリを使用中にスピニングホイールが表示された場合は、問題のアプリを強制終了することが有効な解決方法です。
- アップルメニューをクリックし、「強制終了」を選択する。
- フリーズしたアプリを選択し、「強制終了」ボタンをクリックする。
クリックできない場合は、代わりに「Command + Option + Shift + Esc」のショートカットを使用してください。
ディスクの空き容量を確保する
ご紹介したように、ストレージの空き容量がなくなると、レインボーホイールが発生することもあります。この場合、「Appleメニュー⇒このMacについて⇒ストレージ」をクリックし、Macの空き容量がどれくらいあるか確認してください(お使いのmacOSによって手順が異なる場合があります)。
一般的にMacを正常に動作させるためには、少なくとも10%~15%のストレージ容量を確保する必要があります。ストレージの空き容量が少なくなってきたら、Finderや「BuhoCleaner」などを使って、Macから不要なファイルをすべて削除し、空き容量を確保してください。BuhoCleanerを使用すると、時間と労力を大幅に節約することができます。
BuhoCleanerは「アプリのアンインストール」、「大容量のファイルの重複ファイルの削除」、「ディスクスペース分析」も搭載しているとても便利なツールです。これらの機能はすべて、お使いのMacをさらに快適に利用、スピードアップするのに役立ちます。
RAMを解放する
Macのスピニングホイール問題の他の原因は、RAM不足です。RAMの使用状況を確認するには、アクティビティモニタが最適なツールです。
- SpotlightまたはLaunchpadを使用してアクティビティモニタを起動する。
- 「メモリ」タブをクリックすると、Macで実行中のすべてのプロセスが表示される。
- プロセスリストの下に、RAMにどの程度負荷がかかっているのかを示すグラフが表示される(赤はRAMの負荷が高いことを示している)。
- RAMを解放したい場合は、終了させたいプロセスを選択し、停止ボタンをクリックし、終了または強制終了を選択する。
不要なプロセスをすべて終了してもRAMに負担がかかる場合は、RAMを購入して追加してください。
CPUの使用量を減らす
RAMの空き容量不足に加え、CPUの過負荷もスピニングホイールの出現に関わる要素です。アクティビティモニタを使って、MacのCPU使用率を確認することもできます。
- アクティビティモニタを開く。
- CPUタブをクリックすると、すべてのプロセスと各プロセスで消費されたCPUリソースが表示される。
- CPUの使用量を減らすには、CPUを消費するプロセスをダブルクリックし、終了させる。
プロセスリストの下で、CPUの負荷を示すグラフや、システム、ユーザー、アイドルによって占有されているCPUの割合を見ることができます。
大きなプログラムを実行したり、ゲームをしたりしていないにも関わらず、システムが50%以上のCPUリソースを使用している場合は、お使いのMacが古すぎるため、新しいものを購入する必要があるかもしれません。
Macを再起動する
スピニングホイールを解消するもう一つの方法は、Macを再起動することです。アップルメニューをクリックし、再起動を選択するだけです。
しかしながら、Macが完全にフリーズし、マウスもキーボードも動かない場合は、Macを強制終了します。Macが完全にシャットダウンするまで電源ボタンを押し、数秒待ってからMacを再起動します。
ディスクパーミッションを修復する
ディスクの問題も、スピニングホイールの原因となります。するべきことは、macOSのリカバリーモードでディスクユーティリティを使い、ディスクパーミッションを修復することです。
- macOSリカバリーモードでMacを起動する。
「Apple Silicon」を搭載したMacの場合 Macを起動し、スタートアップオプションのウインドウが表示されるまで電源ボタンを押します。歯車アイコンをクリックし、「続ける」をクリックする。 「Intelチップ」を搭載したMacの場合 Macを起動し、Appleロゴまたはその他の画像が表示されるまで「Command + R」 キーを押す。
- ユーザーを選択し、パスワードを入力する。
- macOSユーティリティウインドウで、ディスクユーティリティを選択し、「続ける」ボタンをクリックする。
- サイドバーから修復したいディスクを選択し、ツールバーの「First Aid」をクリックする。
- 「実行」をクリックして、選択したディスクのチェックと修復を開始する。
- ディスクユーティリティを終了し、アップルメニューから「再起動」を選択し、Macを再起動する。
最後に
以上がMacのスピニングホイールを解消する6つの方法です。どの方法が一番効果的でしょうか。どの方法もうまくいかない場合は、macOSをアップデートする必要があるかもしれません。
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