【内蔵&外付け】MacBook Pro/Airのストレージを増設する方法
MacBook Pro/Airのストレージを増設するべき理由とは?
Macを長く使っていると、内蔵ストレージがいっぱいになり、動作が遅くなることがあります。特に256GB以下のモデルでは、macOSのアップデートや写真・動画の保存で容量がすぐに埋まってしまいます。
また、購入時に大容量SSDを選ぶと価格が高い、コストパフォーマンスが悪化するケースもあります。こうした理由から、後からストレージを増設したいと考える人が増えています。
MacBook Pro/Airのストレージを増設する方法
MacBook Pro/Airのストレージを増設する時には、以下のポイントを考慮しましょう:
- 価格とコストパフォーマンス
- 軽さ・持ち運びやすさ
- データ損失リスク
- 初期設定やメンテナンスの手間
- Mac本体を分解しないこと
では、具体的な方法を紹介していきます。
不要なファイルを削除してストレージを増設(最も安全で簡単)
Macを分解する必要がなく、外付けデバイスも不要、最も安全でできる方法が、やはり「内部ストレージの整理」です。自分は、クリーニングアプリBuhoCleanerを使って、80GB以上のジャンクファイルを検出しました。これらの不要なファイルを削除すると、すぐに80GBの空き容量を増やすことができます。
これ以外に、BuhoCleanerは、大容量のキャッシュファイル、不要なアプリ、重複ファイルを削除することもでき、簡単かつ安全にMacのストレージを増設することができます。さて、今すぐ無料体験しましょう。
外付けHDD・SSDを使用する(大容量におすすめ)
BuhoCleanerを使ってMacのストレージ容量を増やす方法と比べて、外付けHDD・SSDを使用する方法はもっと多くの容量を増設することができます。外付けHDD・SSDの容量は一般的 1TB〜4TBです。しかし、外付けストレージデバイスの価格は高く、持ち運びに不便、破損時はデータ消失のリスクなども考慮があります。SDカードを使ったストレージ増設
これは、SDカードスロット搭載モデルにおすすめです。機体にぴったり収まるため、挿しっぱなしでOKです。それに、軽量でコンパクト、価格も安いです。ただし、スロットが常に埋まってしまい、速度はSSDに劣ります。以下のモデルの Mac は SDXC カードスロットを搭載しています。
- Mac Studio (2022 年以降に発売されたモデル)
- 14 インチの MacBook Pro (2021 年以降に発売されたモデル)
- 16 インチの MacBook Pro (2021 年以降に発売されたモデル)
- MacBook Pro (2011 年〜 2015 年に発売されたモデル)
- Mac mini (2011〜 2014 年に発売されたモデル)
- 13 インチの MacBook Air (2013 年〜 2017 年に発売されたモデル)
- 27 インチの iMac (2010 年以降に発売されたモデル)
- 21.5 インチの iMac (2010 年以降に発売されたモデル)
microSDカード+アダプタを使用する
Mac は SDXC カードスロットを搭載すると、microSDカードも利用できます。ただ、アダプターが必要です。microSDカードはメーカーの選択自由度が高いので、SDカードよりおすすめです。クラウドストレージサービスを購入する
Google Drive、iCloud、Dropboxなどのクラウドサービスも選択肢の一つです。大量のファイル、動画、写真、アプリなどをクラウドサービスに保存して、Macのストレージを増設します。クラウドサービスに保存すると、外付けHDD・SSDの破損も心配しません。万が一の場合は、バックアップ用途に便利だと思います。しかし、個人的には、クラウドサービスをあまり使わないです。オフラインでは使えない、Macの起動速度も改善できません。
Macを分解して内蔵SSDを交換する
2015年以前のMacBook ProやTouch Barのない2016・2017モデルのMacBook Pro、2014年以前のMac miniモデルなど、Macを分解して内蔵SSDを交換することができます。古いMacにとって、もっと容量が大きいSSDを利用すると、本格的に容量を増設できます。これは、技術に自信がある方、または専門業者に依頼する場合の選択肢です。しかし、一度Macを分解したら、保証も無効になります。それに、作業ミスによるリスクがあるので、ご注意ください。まとめ|Macのストレージ不足は「増設」で賢く解決
MacBookやMac mini、iMacなどのストレージ不足に悩んでいる方は、ご自身の使用スタイルや予算に合った増設方法を選ぶことが大切です。
- 手軽に始めたい方は「内部整理・SDカード」
- 大容量データを扱う方は「外付けSSD/HDD」
- 本格的に容量を変えたい方は「内蔵SSD交換(対応機種のみ)」
Macのストレージ増設は、パフォーマンスの低下を防ぐことができます。
Macのスペシャリストであり、macOSやMac向けアプリケーションの使用方法やトラブルシューティングに精通。現在はその豊富な知識を活かして、Dr.Buhoのライターとして情報発信を行う。