【2025年最新版】OpenCore Legacy Patcherのダウンロード・インストール・使い方・アンインストール方法
サポートされていない古いMacに最新のmacOSをインストールするには、OpenCore Legacy Patcherというツールが必要です。OpenCore Legacy Patcherを使って、指定のバージョンをインストールすると、古いMacの使用寿命を延長させることができます。しかし、大部分のMacユーザーはOpenCore Legacy Patcherとは何か、その使い方もよくわかりません。そのため、今回はOpenCore Legacy Patcherのダウンロード方法、インストール手順、基本的な使い方、アンインストール方法までをわかりやすく解説します。
OpenCore Legacy Patcherとは
Mac上のOpenCore Legacy Patcherとは
OpenCore Legacy Patcher (OCLP) は、Appleのサポート対象外となった古いMacに、macOS SequoiaやSonoma、Venturaなど最新のmacOSをインストールできるようにする無料のオープンソースツールです。
OpenCore Legacy Patcherは合法?
OpenCore Legacy Patcherはオープンソースの正当なユーティリティであり、個人利用の範囲で古いMacにmacOSを導入する場合には違法ではありません。
OpenCore Legacy Patcherは安全?
ただし、古いMacに最新OSを入れることで、安定性の問題やカーネルパニックなどのリスクが発生する可能性があります。利用は自己責任となります。
OpenCore Legacy Patcherのダウンロードとインストール
古いMacは空き容量やメモリが不足しがちです。macOSのダウンロードやインストールが失敗しないように、事前に「BuhoCleaner」などで不要ファイルやアプリを削除しておくことをおすすめします。
① OpenCore Legacy Patcherのダウンロード
- GitHubのウェブサイトにアクセス
- 最新バージョンの「OpenCore-Patcher.pkg」ファイルをダウンロード
② OpenCore Legacy Patcherのインストール手順
- ダウンロードした.pkgファイルをダブルクリック
- 画面の案内に従ってインストールを進める
OpenCore Legacy Patcherの使い方
OpenCore Legacy Patcherを削除する前に、MacにApple公式がサポートするOSをインストールしておくことが重要です。サポートされないOSのまま削除すると、Macが起動しなくなる可能性があります。
インストールが終わったら、Finder ⇨「アプリケーション」⇨「OpenCore Legacy Patcher」を選択して起動します。OpenCore Legacy Patcherのアンインストール
Macに指定のバージョンをインストールした後や、OpenCore Legacy Patcherが起動しない場合など、MacからOpenCore Legacy Patcherを削除することがあるかと思います。OpenCore Legacy Patcher をアンインストールする前に、ネイティブサポートされているOSが入っていることを確認してください。
OpenCore Legacy Patcherを削除する前に、MacにApple公式がサポートするOSをインストールしておくことが重要です。サポートされないOSのまま削除すると、Macが起動しなくなる可能性があります。
- Finder → 設定 →「一般」→「ハードディスク」にチェックを入れます。
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を起動してください。
- 以下のコマンドを実行:
diskutil list
- 下記コマンドを入力してEnter、ログインPasswordを入力します。EFIシステムパーティションがマウントされました。
sudo diskutil mount /dev/disk0s1
- マウントされたEFIパーティションを開き、「OC」や「System」フォルダを削除
これで、MacからOpenCore Legacy Patcher を完全に削除しました。
上記の手順が難しい方は、BuhoCleanerを使えばOpenCore Legacy Patcher本体や関連ファイルを一括削除可能です。複雑なターミナル操作は不要で、初心者にもおすすめです。
終わりに
以上は、OpenCore Legacy Patcherのダウンロードとインストール方、使い方、アンインストールまでご紹介します。OpenCore Legacy Patcherを使えば、古いMacでも最新のmacOSを体験できます。ただし、互換性や安定性のリスクを十分に理解し、必要に応じてバックアップや事前準備をしておきましょう。
10年以上に渡ってWebサイト制作やMac / iOS向けのアプリケーションを開発してきた経験を持ち、その経験を活かしてiPhoneおよびMacに関する設定方法やトラブルシューティング、活用事例などの様々な記事を執筆。一般ユーザーにも分かりやすい言葉で書かれたそれらの記事は、多くの読者から好評を得ており、その読者数は現在では数百万人に達する。