macOS Sequoiaを別パーティション/ボリュームにインストールする方法

最終更新日: 2024年9月17日

要約 Sequoiaを別のパーティションまたはボリュームにインストールすることは、現在のmacOSバージョンに影響を与えることなく新しいオペレーティングシステムを試すのに最適な方法です。こちらの記事の手順で行えば、データを失うことなく、2つのmacOSバージョンを簡単に切り替えることが可能です。

アップルは2024年9月17日、最新のmacOS 15 Sequoia正式バージョンをリリースしました。新システムが話題となり続ける中、この新しいアップデートを試したいと望むユーザーがますます増えています。

macOS Sequoiaを別のパーティションやボリュームにインストールすることでmacOSの中断やデータ損失などの重要な問題を避けることができます。こちらの記事では、Macをデュアルブートする方法を紹介します。

関連記事: macOS Sequoiaをダウンロード＆インストールする方法

macOS Sequoiaを別パーティションまたは別ボリュームにインストールするための準備

Macの互換性を確認する

まず、お使いのMacがmacOS Sequoiaに対応していることをご確認ください。

MacBook Air（2020年以降）
MacBook Pro（2018年以降）
iMac（2019年以降）
Mac mini（2018年以降）
iMac Pro（2017年）
Mac Pro（2019年以降）
Mac Studio（2022年以降）

Macの情報は、「Appleメニュー > システム設定 > このMacについて」で確認できます。

Macのバックアップ

ベータ版をインストールする前に、システムとデータのバックアップ (Time Machineなど)を作成してください。これにより、データを失うことなく以前のバージョンに戻すことができます。

十分な空き容量を確保する

Macに十分な空き容量があることを確認してください（少なくとも25GB以上を推奨）。

Macのストレージ容量が不足していると、macOS Sequoiaのインストールに失敗しやすくなります。この問題を避けたい場合は、BuhoCleanerを利用すればディスクスペースを分析し、不要なファイルをクリーンアップしてデータの空き容量を確保することができます。このMacクリーニングツールは、Mac上でスペースを消費するファイルを素早く特定し、削除してくれます。

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macOS Sequoiaを別パーティションまたは別ボリュームにインストールする方法

必要な準備がすべて整ったら、macOS Sequoiaを別パーティションまたは別ボリュームに直接インストールしましょう。必要なのは主に4つのステップだけです。それぞれのステップを以下で詳しく見てみましょう。

デュアルブート設定－ macOS Sonoma 14.4.1 / macOS Sequoia

Step 1: 新しい macOS Sequoia 用に新しいパーティションまたは APFS ボリュームを作成する

最初のステップは、ディスクユーティリティを使って新しいパーティションまたはAPFSボリュームを作成することです。以下はその方法です。

＜新しいパーティションを作成する方法＞

Spotlight経由でディスクユーティリティを開きます。
サイドバーで内蔵ドライブを選択します。
ツールバーの「パーティション作成」をクリックします。
ボタンをクリックし、パーティションの追加をクリックします。
新しいパーティションに名前を付け、APFSフォーマットを維持し、「適用」ボタンをクリックします。

＜新しいAPFSボリュームを作成する方法＞

Spotlight経由でディスクユーティリティを開きます。
サイドバーで内蔵ドライブ（例えば "Macintosh HD"）を選択します。
クリックしてボリュームを追加します。
APFSフォーマットを選択し、macOS Sequoiaと名付けます。
「追加＞完了」をクリックします。

Tip

macOS High Sierra以降を使用していることを確認してください。それ以前のバージョンのmacOSはAPFSと互換性がありません。

Step 2: macOS Sequoiaインストーラのダウンロード

以下をクリックし、macOS Sequoiaインストーラをダウンロードします。

macOS Sequoia InstallAssistant.pkg

Tip

macOS Sequoiaインストーラは約7.35GBの大容量です。Macのストレージ容量が不足している場合は、BuhoCleanerを使用して効率的にMacの容量を解放しましょう。

インストーラを開く＞「続ける」をクリック＞「インストール」をクリック＞パスワードを入力＞「ソフトウェアをインストール」の順にクリックします。

Step 3: macOS Sequoiaを別パーティションまたは別ボリュームにインストールする

macOS Sequoiaインストーラをダウンロードしたら、macOS Sequoia起動ディスクの作成を開始します。以下の手順に従ってください。

FinderのアプリケーションでmacOS Sequoia（「Install macOS Sequoia」という名前）を開く。
「続ける > 同意」をクリックし、「同意」をクリックして確定します。
「すべてのディスクを表示＞ macOS Sequoiaを選択＞続ける＞インストール」の順にクリックします。
画面の指示に従ってMacをセットアップします。

Step 4: 新しい macOS Sequoia パーティションまたはボリュームから起動する

インストールが完了したら、新しいmacOS Sequoia部分またはボリュームからMacを起動します。

「Appleメニュー＞システム設定＞一般＞起動ディスク」の順に進みます。
新しいmacOS Sequoiaベータ版ボリュームを選択＞パスコードを入力＞ロックを解除します。
再起動をクリックすると、Macが新しいmacOSから再起動します。

＜最後に＞

こちらの記事に書かれている手順を実行すれば、macOS Sequoiaベータ版を別パーティションまたは別ボリュームに安全にインストールし、2つのmacOSバージョンを簡単に切り替え、macOS Sequoiaの新機能を探索することができます。

もしもご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

土方さん

10年以上に渡ってWebサイト制作やMac / iOS向けのアプリケーションを開発してきた経験を持ち、その経験を活かしてiPhoneおよびMacに関する設定方法やトラブルシューティング、活用事例などの様々な記事を執筆。一般ユーザーにも分かりやすい言葉で書かれたそれらの記事は、多くの読者から好評を得ており、その読者数は現在では数百万人に達する。